伊織は私の息子です。
今年の7月22日に生まれました。
元気な産声をあげて生まれた伊織。
生まれてすぐに私の母乳を飲みました。
こんなにかわいい子が私の子どもだなんて…。
伊織が生まれたことはまるで夢のような出来事でした。
そして、夢にしてしまいたいことが8日後に起こりました。
7月30日に伊織は天に召されていきました。
伊織が生まれて3日後、心臓に疾患があることが分かりました。
疾患名は「大動脈弓離断」というもので、その疾病は「心室(または心房)中隔欠損」を持ち併せているそうです。
どちらも手術すれば90%助かるそうです。
もちろん、伊織の手術も成功しました。
しかしながら、すでに誰も知らないところで他の病が伊織を蝕んでいました。
それは「敗血症」という病です。
この病が伊織を最後まで苦しめていました。
そして、伊織の小さな小さな生命を奪っていったのです。
伊織はおなかの中で10ヶ月間、外の世界で8日間生きました。
伊織の生きた時間、いつも私をいたわってくれていました。
伊織が天使になる直前、私に「もうすぐ逝くよ」ということも教えてくれていたのです。
私をできるだけ悲しませないようにしていたのでしょう。
本当に親孝行をしすぎた優しい子でした。
伊織、ありがとう。
まだまだ伊織への哀悼の気持ちから抜けられないけれど、いつかきっと「よい思い出」として振り返られるようになるからね。