昨日は手当ての付け方について。
付けるなら短期間
評価は賞与でした方が
問題を避けられる。
上げた給料を下げたり
手当をなくしたりするのは
至難の業と言うお話でした。
今日は社員の給料を
支払う基準についてです。
ある会社の事例です。
売り上げのある部分の
何%を社員の給与に
そしてもう一つの部分の
何%も社員の給与にする
と決めていました。
社員10人に満たない会社ですが
入ったばかりの
給料が20万円行かない
20代の社員も
年間賞与が80万円を超す
計算になります。
給料をたくさん出せるなら
それで良いのではないか
と思いますか。
まずこの計算の1つの問題点は
売り上げベースで
考えているところです。
売り上げを上げていこう
とよく言われますが
実際には売り上げよりも
大切なものがあるのです。
それをブロックパズルで
見ていきましょう。
実は売り上げを上げても
変動費が引かれるのです。
変動費は何かと言うと
その売り上げを上げるのに
必要な経費です。
例えば美容院だったら
シャンプー
パーマ液
などがそれにあたります。
カットしたりパーマをすれば
それらを使うので
その費用分を引いたものが
利益になるのです。
つまり同じ売り上げでも
この変動費によっては
残る利益が変わってきます。
これの利益のパーセンテージを
粗利率といいます。
この粗利率が高い方が
生産性の高い会社といえます。
そしてその粗利に占める
人件費の割合を
労働分配率といいます。
会社の業種によって違いますが
大体労働分配率は
50%が標準だと言われています。
これが低すぎると
社員の不満が
溜まっている可能性がありますし
これが高すぎると
社員に労働以上の給料を
払っているのかもしれません。
ブロックパズルを作成し
自社の粗利率
労働分配率
ぜひ確認をしてみてください。
毎週金曜日開催 15:30~16:30
場所 静岡マルイ8階
参加条件 経営者又は将来経営
に携わる方
参加費 無料
お申し込みはお電話でお待ちしています。