今週は開業4年目の歯科医院の
開業するまでの取り組み
そして開業してからの変遷についてです。
昨日はコンビニにたとえ
どんなタイプの患者さんを想定して
医院を設計するか
というお話しでした。
今日は設備に関するお話です。
まずドクターは
ご自分の子供の頃の印象から
歯医者と言うと
キーンという金属音と
消毒液の匂い。
音は歯を削るのに必要で
なくすのは困難ですが
匂いの方は
天井に埋め込み式の除湿器を入れ
ほぼ消毒液の匂いはしないそうです。
この装置は
ウイルスなどにも効き目があり
ドクターもこの3年間で
風邪もひかないそうです。
チェアも白で統一
通常の歯科医院より
ランクアップのイメージです。
待合室には
普通の歯科医院には
必ずあるものがありません。
それはTVと時計です。
時計は待たされた
とイライラしない事と
時計がない
非日常な特別な空間を
演出しています。
テーマパークのようですね。
でも時計をなくしたからと言って
あまりお待たせをしていたら
苦情に繋がります。
そこで
受付には4名配置
手厚く患者さんのお世話をされています。
受付が4名
総合病院でも
そこまでいません。
随分贅沢な配置だと思います。
受付は医院の顔
とおっしゃていました。
確かに歯科医院に限らず
病院の受付は
普通の会社の受付とは
違う印象が強いです。
患者は
お金を支払ってくれるのだけれど
普通の物品やサービスの提供とは
違うイメージがあります。
言い方が
あまり良くないかもしれませんが
治してあげるている
と言う気持ちがあるのかもしれません。
受付からそんな雰囲気を感じたら
診療内容も
患者に寄り添ったものでは
ないのではないか
と思ってしまいます。
ドクターとしては
診療以外の部分で
早急に判断をされるのは
不本意です。
受付を大切にするのは
実は診療内容と同じ位大切なのだ
と思いました。
又受付と衛生士、助手などの
制服を分ける事もされていました。
それぞれの
仕事内容を明確にし
それぞれのプロとして
お互いに仕事が
出来たら理想的ですね。
そして時計に続き
置いていないのが
キッズルーム。
来院されれば
もちろん治療を行っていますが
積極的には
行っていないのだそうです。
子供の治療は行いません
と張り紙をしてあれば
強い感じがしてしまいますが
それとなく
キッズルームが置いていない事が
伝えているのですね。
看板などで
ある事をアピールする事が多い中
ない事で伝える事も出来るのだ
ととても印象的でした。
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