昨日は農福連携
障害者と高齢者が
働く職場での工夫のお話でした。
今日は障害者の
実際の取り組みについてです。
障害者の方も
精神の手帳を持っている方と
生まれながらの
遅滞の方がみえます。
精神の手帳を持っている方には
データの入力を
お願いしているそうです。
人とのコミュニケーションは苦手でも
PCの得意な方が多いので
向いている作業でしょう。
又遅延の方には
トマトの重さを選別する事を
やってもらっているそうです。
この会社は
トマトを作っているのですが
スーパーに下ろすのに
1パック330グラムなどにして
入れなくてはならないのです。
又それも袋に入れるのか
パック詰めにするのか
の二種類あるのです。
何気なく
スーパーで手にしている
トマトですが
そう言えば
袋詰めとパック詰めがあります。
どちらの方が売れるなど
スーパーの戦略もあるのでしょうが
裏方の事まで
考えた事はありませんでした。
一つの袋に
330グラム詰めるとすると
トマトの大きさは様々ですから
決められたグラムに合うように
トマトを入れたり出したり
しなくてはなりません。
そこで前もってトマトを
細かいグラム数に
分けて分類しておくのだそうです。
ハレーションで見にくいですが
机の上に置いた紙の色別に
仕分けするのに
1グラム細かく分かれた
細かい表があり
トマトが一つ
何百何十何グラムの時は
何色の紙の所に置く
と分かりやすくなっています。
こうして最初に分類しておけば
何色に分類した所のトマト何個と
他の色のトマトを何個
と組み合わせれば良いので
設定したグラムに合わせる為の
入れたり出したりが減ったので
作業時間の短縮に
繋がったそうです。
そしてスーパーに
トマトの営業をするにも
トレーにトマトの量が
いくつ入れるのが一番良いかなど
そんか細かな提案まで
出来るようになったそうです。
元々遅滞の方の特性に
合わせたやり方が
作業の効率化を生み
営業にまで
波及するようになったのです。
社員の特性に合わせる
と言うと一見甘えにもみえます。
以前参加した
当事者の会でも
当事者の方達は
甘えていると思われたくない
と作業や周りを
変えるのではなく
自分の苦手を克服する方向に
動いていました。
でもこういった
その人に合わせた作業が
他の業務に良い方向で
影響を与える事があるのです。
それは
頭で考えても
浮かんで来ないアイデアで
実際の声により
取り組んだ結果なのです。
社員の
現場の声の大切さを感じました。
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