11月はセミナーが多かったです。
その締めくくりとも言える
最後の働き方改革セミナー
日本レーザーの
近藤社長のお話を聞く事が出来ました。
こちらも
働き方改革では有名な会社です。
さてさて
どんな取り組みをされていたでしょう。
1時間30分の短い時間でしたので
細かい所までは
お話していただけなかったと思いますが
一番気になったのが
給与制度でした。
役職によって
役職手当が設定されていますが
同じ役職でも
評価によって金額が上下するのです。
通常は手当は定額ですから
これは珍しいと言えます。
そして能力手当と言うものがありまして
こちらは何と
英語のTOEICの点数も換算されます。
そして能力基準書でのチェックも入り
態度なども点数評価されます。
そして手当が決まるのですが
この能力手当の原資は
元々の家族手当、住宅手当を止めて
振り替えたのだそうです。
これもちょっと聞いた事がありません。
当たり前のように
家族手当、住宅手当がある所が殆どです。
扶養家族のいない人には
不公平ですが
それを止めるのは
とても反発があったのではと推察されます。
でも同一労働同一賃金の波が
迫って来ています。
正社員とパートなどの
手当の違いは
許されなくなって来ているので
能力によって給与を決めるのは
同一労働同一労働に合っており
先を見越した改革だと言えます。
英語は業務にどれ位必要なのかが
気になりましたが
人事評価は
人の感覚による部分も多く
スッキリしない所がありますが
少なくともTOEICは
点数がはっきり出るので
その部分では皆が納得出来ますね。
他にも営業には
固定残業代20時間分を付けて
自由度を高めていました。
60数名いる会社で管理部門は3名
かなり少ないと思いますが
仕事は営業が一番と
順位を決めているそうです。
そして営業の中でも
仕事を取って来ると
その取り分を関わった人達で
労働分配率で分配するそうです。
歩合制を
何人かでしているイメージでしょうか。
色々な工夫をされているのが
印象的でした。
ご自分が
労働組合の委員長をされたり
前職の経験から
意見の言い合える職場を
目指したそうです。
管理職用の職務基準書にも
部下が意見を言いやすい環境にしているか
の項目もありました。
透明性の高い
意見が活発な職場は働きやすそうです。
又働く上で人事評価、給与体系は
要とも言えます。
人事評価は
しっかり働いてくれる人に
見合う給料を支払いたい
と始める経営者の方が多いですが
そもそも
その基準をどこに置くかが
問題になって来ます。
どこの会社でも
営業部門、製造部門、管理部門
との間で溝が生じます。
仕事の内容が違うので
それぞれが
それぞれの役割を果たさなければ
業績が上がるはずもないのに
内部で揉めてしまうのです。
お互いの部門で
やれる事を明確にし
目標を設定し
達成して行く
そして会社全体の業績を上げて行く
その為の人事評価になっているかです。
個々の能力と部門を超えた
周りと協力する能力も必要になって来ます。
その会社の心臓とも言える
核心部分は
やはり経営者の言葉で
絶えず伝えて行くこと
その言葉に見合った制度を
作って行く事が大切です。
日本レーザー様の
細かい事は
全部本に書かれているそうです。
就業規則なども
全部載せてあるそう。
これは必見ですね。
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