『云之羽』を見ました♪ | 山楂(さんざし)の華流な日々

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少し前ですが・・・話題の中国ドラマ『云之羽』(全24話。2023年9月2日~爱奇艺)を視聴完了。

全24話と言っても、最近よくある「中身実質30分」みたいなドラマではなく、各回長めの49~70分で、1話1話がしっかり見ごたえありました。

 

 

監督は、顾晓声とあるけど(総合監督は別の人)、要するに郭敬明です。隠してるつもりなのかよくわからないけど、顾晓声はGuXiaoSheng、郭氏は小四という愛称があり、郭小四としたらGuoXiaoSiで音も似てるので、なんかあんまり隠れてる感もなく、言葉遊び的な別名?とも思ったり。

百度百科でもどこでも、監督がイコール郭敬明であることは公然。

 

と、書いてるうちにちょっと気になってきたのでちらっと、ご本人のweiboを覗いてみたら・・・

 

まだ公開前、宣伝動画を流し始めた5月10日にこんな投稿が。全然隠してないよね。

しかも、思わせぶりなメッセージ。

「私達の物語には、優しさとため息があるけど、結末はない。手のひらに『雲之羽』」

 

6月6日の自身のお誕生日にも・・・。

『雲之羽』編集作業中をアピール。

 

というように、ちょくちょく自ら話題にして(宣伝して)ます。

そして、たぶんこれは最終回を迎えたあたり。ドラマのことなのか、自分のことなのか、

「さようなら、一緒に闇夜を過ごしてくれた皆さん。すべての人が明るいところに向かって飛んで行けますように。長い闇夜は終わる。いつだって陽は昇る。」と。

やっぱり隠してはいないみたい。

でも以前のパクリ問題で監督として「郭敬明」という名前が使えないから別名を作った、という話もあり、結局そういうことなのかも。

 

※weiboで見かけた話を書いてるレベルで、裏取りなどはしていませんのでご了承ください。

 

と、話がそれましたが・・・

 

伏線があったり、やや盛大な謎解きがあったりとミステリー&サスペンス仕立てのストーリーなので、どのように感想を言ってもネタバレ(またはヒント)になってしまう気がして、記事が書きづらい💦

 

ストーリーとかネタには、ハリーポッターの分霊箱?!と言いたくなったり、パクリの心配をしそうになるところもちらほらありつつ・・・

映像美、世界観、はやはり独特。

個人的には、この人の「絵」というか画面?は嫌いじゃないけど、シュッシュッと動いてる時より静止画で見ている方が好きかも。

写真になってる方が美しさが際立つというか。

 

そして、『虚顔』の将軍 丞磊くんがショートじゃないドラマに遂に進出!

まったく見劣りすることなく、むしろ主役を食う勢いで見事に活躍していたのは嬉しい。


丞磊くん。人気急上昇でファンの追っかけが過激化してるらしく、後援会から注意の声明文出てました💦


ブラコンがかわいい義弟。2人の絆、2人のシーンはよくできてました👌


ほかにも主役CPより周りの方が生き生きした人物像(そして役者さん)が多かったし、直前にスキャンダルが話題になった雪公子も知らなかった人だけどめちゃくちゃかわいくてびっくり。


最初の3話のつかみがよく、その後ちょっとペースダウンした感じがありつつも、初見では見逃していた伏線もいろいろ仕込まれていたようなので(最後の方、ややしつこいほどの種明かしコーナーがあり、一応振り返りはしてくれるので理解はできる)、ぼんやり2周目しながら、感想が整理できたらまた書いてみたいと思います。

 

なお、豆辨の評価は6.0。賛否わかれる系ですね。

私が見た感じ、この評価は理解できる。美しいけどストーリー展開は最良とはいえないので、仮に美しさが好きでもドラマとしての評価は高くなりにくいし、そもそも批判的に見れば評価は低くなりそうだし。

日本を感じさせる菊の模様が出てるとか、その他随所に和風感が少しあることへの批判もあるよう。菊の模様が指摘されてたのは瓦とか、室内の布みたいなのとか。これは菊紋様ではないなどファンの反論もあったりで、いろいろ大変そう。


国慶節休暇で結構中国からの旅行者も増えてるけど、最近国内での取り締まりは結構厳しいみたいだし、日本的なものに目くじらを立てる風潮が続いてますね😿