雷が遠くで鳴る

私はあの日を思い出す

貴方が消えたあの夏の日

川辺りに二人で座った

仕事明けスーツの貴方と

浴衣を着た私

花火大会は二人きりとはいかず

いっぱいの人がいたとしても

気持ちはなぜか二人きり

手を繋ぎ歩いて

座った河川敷

轟く花火の音

ふりそそぐ赤や緑の光

耳許でごめんねと最後に聞いた

あの日を最後に貴方には逢えない

誰も貴方を覚えていない

私以外誰も
貴方を覚えていない

私以外誰も
貴方を知らない

大好きも逢いたいもいっぱい伝えた

次の花火大会には連れていってくれる