CDをレンタルしてカセットテープに落とし、ラジカセで聴く。
カセットテープのジャケット?をカラフルなものを買ってデザインに凝る。
文房具に「KAN」ってステッカー貼ったり写真貼ったりする。
主にラジオ、テレビ、雑誌、ファンクラブ会報でキャイキャイする。



そんな風に過ごしたわたしの中学時代。

ライブに行くなんて考えてもみない大人の行動でした。
友だちが「東京ライブ」のビデオをプレゼントしてくれた思い出。
嬉しくてこれまたキャイキャイして観てました。

わたしのKANさんへの入れ込み様は、近い友だちには有名?だったかと思いますが、布教活動も虚しく笑同じ熱量で分かり合える友だちはいませんでした。
でも、全く気にしてませんでした。

その頃、周りの子たちがキャイキャイしていた対象…。
BZ、X、尾崎豊、リバーフェニックス、Jリーガー、ダウンタウン、、、そんな記憶です。
みんながみんな、それぞれの「推し」にキャイキャイしていた時代♡
宮沢りえちゃんのヌード写真が突如発売され、きゃっきゃっしてる男子に閉口したのも今ではいい思い出です笑
小学生の頃大好きだったりえちゃんに色々ショックな女子中学生ガーン

尾崎豊さんなんて、わたしが中2の春に亡くなったので、多感な時期に、悲しく驚きな出来事でした。
ファンの子の落ち込み様は、なんとも言えないものでした。


そして、残念なことに45RPMの番組終了が伝えられる。
「大人の都合です」みたいな、KANさんが悲しげだったのをすごく覚えているしかなりショックでした。
ラジオは聴けなくなっても録音した番組とCDレンタルして作ったカセットがわたしのお供でした。

45RPMでゲスト出演した
木村拓哉さん、槇原敬之さん、大事マンブラザーズバンドの立川さんの回はよく覚えてます。
あとは、いつからか毎回何かになりきるテーマがあって、歌の(体操の?)おにいさん風が一番覚えてます。
楽しかったな。
それでKANさんが「お兄さんも大好きな曲です」って流してくれた「frends or lovers」
唐突に思い出しました!(記憶が正しければ)



番組の終わりの方に「デュアルドリーム」って方々のミニコーナーもあったなぁ。
書いていて急に記憶が蘇った!




そんな風に時は経ち、わたしのキャイキャイブームも収束に向かいます。

「丸いお尻が許せない」

は、ひとつの大きなきっかけかも笑
だって、女子中学生。
MステでさわやかにKANさんが言った。

「性欲の歌です!」

ってね。

ちょっと、固まるわよ。笑
無邪気なキャイキャイも、ちょっと恥ずかしくなっちゃったんです。

もちろん、「愛は勝つ」だけではない。
「お尻」だけじゃない。
大好きな、ステキな曲がいっぱいあるの、わたしは知ってる!!
でも、それは周知のことではなくってさ。
少なくともわたしのまわりではね。

なんで違う曲をシングルにしないのー?とも思った。
世間に伝わらないよーって。おこがましくも。
(でも、最近、平井堅さんがKANさんの何年か前のベストアルバムを聴いて“これはベストじゃない!あの曲もこの曲も入ってない!”と憤慨した、みたいな様子を先日YouTubeのラジオで拝聴して、あのときのわたしの気持ちを代弁してくれる人がいた!と妙に嬉しくなりました笑)

「めずらしい人生」の一節。

【めずらしい人生 そんな多くの人を
裏切らないとぼくの明日はないのも知っている】

そうかぁ。
裏切られてるってことなのかなぁ。

とぼんやり考えた中学生のわたしなのでした。

KANさん、突然坊主になったのもこの頃な記憶。
「まゆみ」の頃だったかな。
「愛は勝つ」大ヒットすぎる大ヒットのあと…。色々、迷える時期であったことは、幼心にも理解できたような、記憶。

そうしてわたしは高校生になり。。。
表向きにキャイキャイはしないけど、【長い長い静かなるファン潜伏期】のはじまりです。笑



深い。。。♡