昨日は午前中から発熱があった。
もうある意味慣れっこなので解熱剤を飲んで対処していた。
夜になって、また熱が上がってきたのでロキソニンを追加で服用した。
…おかしい、2時間経っても熱が下がらない。
おまけに息苦しさと頻脈が出てきた。
救急相談の番号にかけてみた。
現在の症状と、結核疑いで検査中であることなどを伝えると
救急車を要請した方が良いとの判断で、救急車を呼んでもらった。
駆けつけた救急隊の方にも事情をお話しし、
検査中の総合病院に救急受け入れしてもらえないか掛け合ってもらった。
発熱病症が満床とのことで断られてしまった。
月曜が受診予定だったので、一晩我慢することにした。
受診すると、検査のみで診察の予約は入っていないことを知った。
昨夜のことや息苦しさが続いていることを話して、救急担当ユニットの先生に診てもらえることになった。
救急ユニットは脳梗塞で運ばれた人など重篤な患者さんでごった返していた。
結核疑いということで、病院に着くなり検査室のような個室に通された。
心電図モニターとパルスオキシメーターを装着される。
痰の検査や血液検査、レントゲン。
レントゲン室まで行って帰る少しの歩行で酸素飽和度は87%にまで落ちた。
その後も安静にしている時にも酸素飽和度が90%を下回るような場面が何度もあった。
私としては、シャワーを浴びるなどの日常生活動作ですら息が上がり困難であり、
また子どもたちが小さいため感染のリスクが怖いので今すぐ入院したい意向だった。
しかし、この総合病院には結核病棟はなく、結核菌疑いの患者を入院させることはできない。
また、結核(正しくは排菌があり他者に感染させるおそれのある結核)と診断された場合に
入院することになる結核治療施設についても、排菌が確認されないと入院できない、とのことだった。
つまり現状の「結核疑い」で入院できる病院はないということだった。
こんなに苦しいのに。
助けてもらえない。
絶望的な気持ちになった。
明日の痰の検査で陰性なら、排菌なしということで隔離の必要はなくなる。
子どもたちへの感染リスクも極めて低いということになる。
そうなれば少し安心だけど、まだ血液検査の結果待ちで結核が否定された訳ではない。
苦しいけど、具体的な治療が開始されるのはまだ先になりそうだ。