ナンバリングしよう | 悪態のプログラマ

悪態のプログラマ

とある職業プログラマの悪態を綴る。
入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。

久しぶりに大阪の地下鉄を利用したら、駅や車内に表示されている駅名に、アルファベットと数字からなる番号が併記してあった。「何を今更」と思われるだろうが、田舎に住んでいるとそんなものである。「駅ナンバリング 」というらしい。大阪には 2004 年に導入されたのだそうだ(※1)。


その周辺の地理に詳しくない人や、日本の地名に馴染みがない外国人にとっては、駅の名前よりも番号を使う方が、識別や伝達が確実だ。どうして、もっと早くそうしなかったのだろう。


IT の世界では、データに番号(コード、ID、インデックス)を付けて管理するというのはよくあることだ。例えば、データベースの「商品テーブル」には「商品名」だけでなく、「商品コード」をつけて管理する。逆に「名称」の項目があって「コード」がないようなテーブルがあったとすれば、不自然さを感じてしまうのではないだろうか。IT 業界の人間にとって、「ナンバリング」はそのくらい馴染みがあるものだ。


しかしである。この業界でも、時々、ナンバリングされていないために不便を感じることがある。例えば、会議の場で「ページ番号」が付いていない資料が配布されることがあるのだ。しかも、そういう資料に限って、「行番号」が付いていない表が載っていたりする。すると、

「えーと、後ろから3枚目の、下から7行目の件ですが・・・」

などというテンポの悪い会議になってしまう。会議だけではない。電話でも同じような経験をすることがある。


少なくとも、それを見ながら会話をするような資料には、きちんと「ナンバリング」をしておきたいものである(※2)。







※1
日本では2002年のFIFAワールドカップにあわせて横浜市営地下鉄で採用されたのが最初のようだ。ちょうどその頃は横浜にいて毎日乗っていたはずなのだが、どういうわけか覚えていない・・・。


※2
番号を付けると後から変更しにくくなると考える人もいるかもしれない。確かに、後からページや行を挿入すると、古い資料と番号が合わなくなる。しかし、それも改訂ごとに資料にバージョン番号を明記するようにすれば、問題ないだろう。




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