この点で重要なのは、なんといっても「机と椅子」だろう。
ぴったりと隣り合わせて並べられた机にパソコンとモニタを載せ、不自然に手前に置いたキーボードを、背中を丸めて一日中打っていれば、肩が凝るのも当然である。
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思えば、私の会社の社員は、机と椅子に関しては恵まれている。
机は、普通の片袖の事務机だが、それに加えて、同じくらいの大きさのサイドデスクも支給されている。サイドデスクの上にパソコンとモニタを置いても余りあるので、キーボードは自由な位置に置くことが出来る。
また、通常の机の間にサイドデスクを挟むので、隣の席の人とも距離が空いていて、伸びをしても手が当たるようなこともない。
椅子も、かなり大きな部類のもので、座る部分と背もたれが連続したタイプ。背もたれは背中を十分に覆うぐらいの大きさがあって、もちろん、リクライニングする。
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田舎の中小企業ならではの贅沢か。
そんなことを考えながら、そこらへ座っているプログラマを見れば、その椅子にふさわしい仕事をしてくれよ、と思うのである。
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