意気込みは分かったから... | 悪態のプログラマ

悪態のプログラマ

とある職業プログラマの悪態を綴る。
入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。

この季節、新入社員の書いた報告書を読む機会が多い。そんな中で特に気になることがある。ミスを報告するときのことである。

報告の結びとして、「今後は気をつけます」とか「慎重に作業を行います」といった、抽象的な表現で終わっている場合が多いのだ。あるいは、「努力します」とか「頑張ります」といった、「意気込み」のようなものしか書かれていないこともある。

もちろん、そうした報告書からは、「彼が心から反省している」とか「彼には改善への意欲がある」といったことは伝わってくる。しかし、そんなことは人として当たり前のことなのである。当たり前のことしか書かれていない情報は必要ない。

本当に求められているのは、ミスを起こさないようにするための具体的な対策である。また、対策が見つからなかったにしても、彼がその問題をどのように分析したのか、ということなのである。





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