始まる前から泣いていました。涙が止まらない。阪神が18年ぶりに日本一になった頃に、テレビで知ったと思う。まだ、若い選手が脳腫瘍で亡くなられたと言う話。享年28歳。横田慎太郎さんの物語。父親が元プロ野球選手だったこともあると思うけど、野球大好きな少年は鹿児島実業高等学校に進学して、甲子園には行けなかったが、阪神から2位で指名されて入団。順調に進んでいくはずだったのに、開幕スタメン入りを果たすが、21歳の若さで脳腫瘍を発症して、入院・手術・退院を繰り返すが、目が見えなくなり、フライがキャッチできなくなり、退団することになる。それでも、全国に講演に行ったり、ジムのトレーナーの指導をうけたりするが、ガンは再発してしまう。体力も衰えて、歩行困難になりながらも、頑張る姿。まじめで礼儀正しくて、全力投球。野球バカ。ストレスたまり過ぎたとしか思えない。周りの方たちが、常に彼を暖かく見守る。私も、脳動脈瘤で倒れた時、倒れたことがあったので、おまけに、脳腫瘍の疑いもあると言われたこともあったから、思い出しただけでも、涙が止まらない。私は、頭痛に関しては、倒れる半年前に、いつもと違う、頭痛があったけど、それ以外はなかったから、気にしていなかった。ただ、秋に風邪をひいて、それが、なかなか治らなくて、ちょっと、困っていた。年が明けてもスッキリしなかった。ある日突然、急に、目の前がかすんで、モヤがかかった感じで、「目をあけているに、どうしてかすむの?」その後、目を覚ますと病院の検査室の前に行って、びっくりしたことがあった。病気は突然、襲ってくる。だから、その時が来るまでは、後悔しないように生きたいと思った。私は運良く、後遺症もなく、何とか生きているけど、やっぱり、後遺症のため、リハビリをして、頑張っている人もいる。年齢に関係なく、いつもと違う頭痛や目がかすむような症状があらわれたら、すぐに病院で検査受けてほしいなぁ〜と改めて、思いました。

28歳で亡くなられた、横田さん。彼はきっと、28年の人生だったけど、実際には、2倍も3倍もの勢いで生きていたのかなぁ〜と感じた。今年の阪神は日本一にはなれなかったけど、リーグ優勝はしましたよ。きっと、六甲山の向こうから見ていたのかなぁ〜これからも阪神の試合も選手やスタッフの方々の様子を見守っていてね。お父さんやお母さん、そして、お姉さんのことも見守っていてね。

野球はそんなに好きではないけど、なぜか、毎年、優勝した球団とか、高校野球の優勝校は気になってしまいます。