いろいろとあって、悩みすぎて、どうしようかと思った時に、「子供食堂に行ってごらん。」と言われて、先月から行くようになった。子供食堂だからと言って、子供だけが来るわけではなくて、お母さんと子供だったり、家族揃って来たり。私みたいに独身の人も中学生同士で来たり。今日、出会ったのはひとり暮らしのおばあちゃんたち。詐欺の話とか、ニセ警察の人が来るとかなどの話をしていた。現状を知らない人たちは、子供を県外に行かせるからだ?と言うかも知れないけど、田舎には進学したい学校も働きたいと思うような勤務先もない。ひと昔前は、転勤したら帰って来なくなるから〜の理由で、県外への進学も就職も諦めた人は多い。公務員以外は、大企業の下請けとか支社。または、中小企業や零細企業ばかりなのに、「家を建てなさい。」と言われて、ちょっと、はずれた場所に家を建てるから、勤務先が遠くなる。だから、車を買いなさい。となる。給料も少ないのに、家と車のローンに保険の金額も多くなる。でも、それを経験した世代は、子供たちが望みを叶えるために、進学も就職も比較的、自由にした結果、若者が県外流出となり、高齢者のひとり暮らしが多くなる。家を建てるとか車を買うようになんて言わなければ、ひとり暮らしの高齢者も少なったかも知れない。すべてが悪循環になっている。若者が少ないのに、若者対象のアルバイト募集ばかり。おばさんやおばあちゃんは介護や清掃の仕事ばかり。田舎なんて嫌だ!と思うのは当然だと感じる。こうして、みんなで話すのも楽しみにするのもいいかなぁ〜と思ったけどね。SNSで繋がるのも怖いし、仲良くなりすぎるのも怖くなるけど、月に2回、子供食堂でご飯を食べながら、話をするだけで何かが消えたような気がした。みんながみんな、近所の人ばかりではない。これもまた、楽しい。子供も大人も楽しめる。毎回、同じ人たちが来るとは限らない。新しい出会いが待っている。そう思うと楽しくなる。ちなみに、今日のメニューは、ソースカツ丼でした。ごはんのあとには、抹茶やコーヒーを飲んで、ひと休み。私には、こんな余裕がなさすぎたような気がした。焦りすぎていたと感じました。