作詞 | 邦ロック好きBOSSの独り言5

邦ロック好きBOSSの独り言5

Art Town Music代表の独り言/日々精進、日々感動、日々反省!

街の外れの このバス停で
君の面影 ひとり抱きしめ
後悔のため息を 数えながら
君の事 待っている
 
愛はまぼろし 儚く消えた
君のさみしさ 気づかなかった
忍び降りてくる 夜の香り
胸をしめつける

肩に触れた 温もりを
不意に また捜してしまうから
君を総て 忘れ去る事は
僕には きっと出来ないから
 
君を待っているよ 君を待っているよ
その笑顔に 逢える日まで ただずっとずっと
君を待っているよ 君を待っているよ 


最終バスを 見送るたびに
募る想いが 強くなるから
いつもこの場所で 君の笑顔
描き続けるよ
 
いつか君が この街に
きっと 戻ってくると信じて
ひとりぼっち 眠れない夜でも
ふたりは 夢で逢えるから

君を待っているよ 君を待っているよ
その笑顔に 逢える日まで ただずっとずっと
君を待っているよ 君を待っているよ
 
君を待っているよ 君を待っているよ
その笑顔に 逢える日まで ただずっとずっと
君を待っているよ 君を愛してるよ



ここ最近、作詞をする事が多い
一昨年あたりから何十曲書いただろうか?
勿論、仕事で書くのだが
20代の頃とは不思議と意識が違う

若い頃は、書く前から印税計算してた
取らぬ狸の皮算用(笑)

次はシングルでタイアップ付
イニシャル(初回出荷)は〇〇万枚らしいから
大体、初回の印税は幾らくらいになるな
印税入ったら、あれ買おうかな?

そんな事妄想しながら書いてた時期もあった(笑)

近年は、お金じゃなく書いてる
綺麗ごとじゃなく、これ本音

元々、作詞家と言っても
トップクラスの先生達と比べたら
大して稼いでた訳でもないし
本業はプロデューサーだと自負してたから

負け惜しみじゃなく
仕事も選んでたつもり(笑)

作家事務所にも入った事もないし
自分で仕掛けた、もしくは一緒に仕掛けた
そんな時にしか書いてない

それでも時代が良かった
CDが馬鹿みたいに良く売れたバブル時代
それなりに美味しい思いもした(笑)

先日もKPOPシンガーに書いた印税が入ってた
事すらも・・・すっかり気にもせず忘れてたくらい

最初の50曲くらいまでかな
印税も気にせず純粋に
書きたい事ありきで書いてたのは

正しくは、やりたい事ありき

こんなアルバム作りたい
こんなB面作りたい

自分が憧れたアルバムを意識して
自分の手で作って世に放つ

そんな事が現実になった頃
20代半ばから20代後半の頃

その後は、違う意味で
タイアップを決める楽しさ
ヒットを狙う仕掛けの楽しさ
に心を奪われていった

仕掛けが大きければ大きいほど
初回出荷枚数が数十万枚規模になる
即ち、初回の印税も跳ね上がる

外車一台ポンと買い換え可能(笑)

仕掛けも大掛かりになればなるほど
宣伝費とかも半端ない予算が組める
それはそれで、色んな事やってみたくなる
ハイリスク、ハイリターンのスリリングな勝負

30代半ばまでは
そんなマネーゲームに翻弄された

30代半ばに、ふと気づいた
こんな事はいつまでも続かないんじゃないの?
六本木で遊び呆けながら考えてた
そう世間のバブルはとうに弾けてた
エンタメ業界だけまだ浮かれてた(笑)

原点に戻って
ライブを活動の軸に置くアーチスト
そんな当たり前の事を忘れてた

ほぼ制作プロデュースがメインの仕事だったけど
プロデュース業に気合いを入れる為にも
作詞家をきっぱりと辞めてアーチスト探しから始めた

この続きは・・・
また、その内に(笑)