商船裏方日記

商船裏方日記

船の世界に入って数年。
失敗珍談は数知れず、それでもめげずにひたすら前進を続ける中年です。
そんな世界を中心に裏話を含めて紹介して行きます。

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先週、祖母を亡くしました。
遂ちょっと前に、電話で「敬老の日ありがとうね。」て、普通に話していたのに容体が急変して、2日目に眠る様に去ってしまいました。
無論初めての経験でもないし、いつかはこんな日が来るのは薄々思っていたけど、でもやっぱり悲しいです。
とても明るくて優しい、良く笑うお祖母ちゃんでした。
故郷に帰ったのは半年ぶり位かもしれません。
歩いているどんな風景にも祖母が居ました。
でも同じ風景なのにたった一人居なくなっただけで、何て違う風景なんだろう、て。
いつも思うのですが死が持つ圧倒的な威力、て「もう二度と…」と言う所なのかなぁ、と思います。
あれだけ愛されていたのに「私は結局何がしてあげれたんだろう…」、と後悔に似たような…何でしょうね。
最後に頬に手を添えた時、とても冷たかったです。
ありがとう、とだけしか言えなかったのですが…。
もっと気の利いた言葉もあったかもしれません。
秋空らしく、うろこ雲が西の遠くの夕空に映えていました。
高層天気は大分冷えてきたんでしょうね。
軽井沢が好きだったので、もう一度連れて行きたかったなぁ…
もっと、沢山「ありがとう」って伝えたかったです。

さて、湿っぽいのが嫌いな祖母でしたので、前向いて行きましょうか。
今度浅間山に行ったら、またそっと祖母を思い出す事にしましょう。
結構仕事にどっぷりと言うのもあって、いつしか遊びかたを忘れてしまった…涙
子供と遊ぶ時もついつい会社モードっぽい話し方になったり、友人との集まりでは船の話題こそ出来ても、皆が知っている船はせいぜい客船や自衛艦で商船は誰も知らない。
それも極めてマニアックに近い通信-航海機器関係となると、話してる最中で明らか(嘘…浮いちゃってる?)と実感する事満点。
最初に家内からSNSやってみたら、と言われた時も(まーた浮いちゃうんじゃないの?涙)と思いつつ現在。

散々会社でPC見るから家では本読みたいんだけどな…と思ってたけど、娘が読んでくれるかもしれない。
家内はアメーバだったのが、色々住み分けで(学生時代の友人や会社関係の多数は)mixiもやる事にした。

統合アプリもあるから楽なんだな~、と思いつつ、色々見てたら友達検索。
メールで訪問者が…てのがあったのでタップしたら、卒業学校の登録者一覧が!
ひえ~こんなん見れるんだ、て驚いて見たら何人かは知ってるかもと言うのが居たんで単純面白がってた。
が…よくよく考えると(これって訪問者に俺なってるんじゃない?)と急に思った。

客観的に考えてみよう。
38歳のいくら同級生とはいえ音信不通もいいとこの記憶も薄れたオッサンがいきなり「訪問しました」て、家政婦のミタばりに来たら、かなり不気味。
かと言って「やあ、久しぶり」て爽やかなキャラじゃあない。(間違いない)
黙ったままだとそれはそれで(少しヤバい?)とも思う。
ああ~どうすりゃいいんだ…
て思ってるうちに駅に到着。

うん、あれだ。
仕事しよう!



Android携帯からの投稿
しまなみ海道て御存知ですか?


広島は尾道から四国愛媛の今治まで伸びてる自動車道で、瀬戸内海の島から島へと点々と橋で渡る道路です。


実は来週出張で今治に行く事になりましたので、久々にあの道を運転出来るんです。


大三島橋とか因島大橋とか色々な橋が在りますが、私はやっぱり来島大橋が好きですね。


本州から40分もしない位で着くのですが、ゆっくり景色を見ながら走ると気持ちが良いです。

昔は竣工したばかりの船が記念撮影するのに橋の真ん中で車を停めて撮影したりした人もいたとか逸話があります。
(勿論違反行為だから絶対駄目です。)


橋を渡りきると右手にクレーンが見えてきます。
波止浜に隣り合ってる造船所が見えて、大きなカーブを描きながら来島PAに入りましょう。
鯛ラーメンも魅力的ですがここは我慢!
空き缶と灰皿捨てたら、降りて波方方面へ。
波方の信号を左に曲がると…!


大好きな豚カツ屋「八勝」が!


…は!
いかんいかん!
ついつい仕事がテーマなのに食べ物にいつの間にか行ってしまった。


いつか家族で行きたいですね。
父さんこの辺の造船所に大分鍛えられたんだぞ~、なんて言いながら。
最近遅ればせながらFacebook始めたのですが、意外に面白いですね。
中でも友達検索機能と言うのがあって、自分である程度予測とか推測しながらいるかな~、て検索して有ったら何か嬉しいですね。
結構懐かしい人に出会ったり、意外な人に会えたりします。


さて、その時も携帯電話でFacebookしてたんですね。
中央線の中で1号車側の2号車連結のドアに寄りかかって。


ふと1号車(女性専用車両)ドアをチラッと見ると、彼方はチラホラ人口密度が低そう…。
ふーん位に思ってまた携帯電話に目を落とした時、視界のはしっこで何かが動きました。


あれ?
1号車の側で何か動いてる…?


目をそっちに向けると、何と!
女性がニコッと笑って手を小さく振ってます。
あら?
と思って良く見てみると大学の時の友達でした!


お互い降りるとラッシュだけにもう乗れないから、窓越しに携帯電話に1切りして、てジェスチャーしたらかかってきてそれからショートメールで会話しました。


どうも偶々出張で実家に帰ってたらしいです。


にしても凄い偶然、と少し驚きました。
現実の世界の再開も捨てたもんじゃないですね。
「泣いたら気持ちが晴れてしまう。この悔しさは泣いて晴らすのではなく、走って晴らしたい」

===東洋大学陸上部 柏原君
箱根駅伝で、山の神童と呼ばれた駅伝選手。
27秒差を作るリードを作りながら後半復路で逆転されて敗れ、早稲田の胴上げを見ながら言ったセリフ。


驚くべきは20歳位で悔しさに膝を折る事無くこう言い放った精神力。


私、軟弱者でした。
セイラさんならビンタ連発だったと思うくらい。
どこかで負けた自分を茶化して誤魔化してたなぁ、と思うくらい強烈な感動を覚えました。


母校も出雲頑張れって思いますが、箱根では彼の走りを期待してしまいますね!