出勤お疲れさまの日
初めてトウモロコシを剥いて、茹でた。
皮つきのとうもころし。外側から何重にも覆われている。
外側から一枚ずつはいでいく、こんなに大事に覆われていたんだな。
おっ、ようやく身らしい太さになってきた。そろそろ最後かな。。。!!
全身を毛でおおわれたとうもろしこ、まるで箱入り娘のようだな。
茹でたとうろもこしに醤油を垂らし、焼く。バーベキューを彷彿とさせる。
香ばしい醤油のにおいと、醤油の塩味により引き立てられるトウモロコシの甘さ。
おいしそうだ。
しかし、とうもろこしのよくある横食べ、容赦なくトウモロコシの薄皮が下の歯のすき間に入り込んでくる。そして勢いよく食べるととうもろこしの粒の根がとれて、口の中へ。
わたしは子供舌なので、どうしてもこのかわいらしい根を除いてしまう。
夜中、甘いものが欲しくなりこないだ作った自家製苺ジャムをスプーンですくって食べた。
家にある数少ない甘いものを見つけることができ、これから満たされる欲を想像すると早く食べたくて仕方なくなる。
スプーンの上に乗った苺の形が少し残った塊を逸る気持ちで口に運ぶと、想像していた甘いとは異なる、甘酸っぱいものが脳を刺激した。欲していた味とは違うことの残念さを感じさせないように、2口目、3口目とスプーンを進めた。が、間もなくスプーンの動きを止め、タッパーの蓋を閉めた。
満たされないまま、再び夜に帰る。