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レジメンタル・ロイラルレジメンタル・ネクタイのお話です。レジメンタルとは、そもそも連隊のことですな。僕は何度も口をすっぱく言っております。大英帝国は軍隊から除隊された方たちが、ご自分の所属連隊の色柄で織られたネクタイをするんです。

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レジメンタル・タイは英国式と米国式とあるの知ってます? と前にも記事に書きました。そうです。

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縞模様が、本人から見て左下がりが米国式で、右下がりが英国式なのです。ちなみに画像のVANのは、アメリカ式なのですよ。毎年よく似たレジメンタル・ストライプだけど、微妙に違うんだよね。そもそもアメリカのタイのストライブはレジメンタルと言わず、正式名はレップタイなのだ。アメリカではブルックスが最初だと言われています。 

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レジメンタル 例をあげればですねぇ。ハリーポッター様は 右下がりが英国式です。流石ハリウッド映画です。拘ってます。レジメンタル・タイのお話に戻るけど、自分から見て英国式が右下がりで、米国が何故に左下がりなのか?決して英国の末裔ではないんだという アメリカの反骨精神なんだよろうか。でもこれらはちゃんと正式なレジメンタル。そこらの紳士服に置いてあるなんとなくストライプタイとは違う。

ロイヤル・レジメンタルは、レジメンタルの間にクレストが入ります。紋章とかエンブレムです。もちろんロイヤル・レッガッタでもお馴染み。レジメンタルのストライプも英国式ですね。左下がり、右下がり・・ん??どっちがどっちなんだ? よくわからん人のために教えます。

カタカナの『ノ』字ね、これ、英国式です。今期秋冬であがってきたレジメンタルは、ロイヤルレジメンを除いて、すべてアメリカ式というわけ。わかるかな?これはなかなか、素人には見分けがつかない。ちなみに英国式はレジメンタルといいます。アメリマカ式はストライプは英国と違い逆になって レップタイというのです。

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ブルックスなんて番号がついてるくらいですからねぇ。アメリカでも、東部の大学の卒業生なるレジメンやカラーがあるようです。それも誇りを持ってするわけだ。伝統でしょうね。 まさにアイビー・トラッドのいい所ですよね。素晴らしいですぞ!!皆さんも、たくさんレジメンタル持ってても、似たようなのが多い何十本と持ってても、するのは数本なんだよね。そう!基本なるレジメンタルと、無地のニットタイ、小紋とクレストくらい。数本持ってれば、ことは足りるはずなんだけどな。。でも・・・拘ってしまうのは拘り将軍!頷けますな。

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多分、こういう話は、英国式もアメリカ式も、お店の店員さえ知りませんよ。今のメンズショップや、紳士服、百貨店売り場なんて、そんなもの気にしてませんし、拘りません。売れさえすれば、なんでもおべっちゃらばかりの店員さんばかりだからね。情けない…けど、本当の事なんだよね。