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◆ヴィンテージ・クラブ素晴らしき仲間たち。今を去る30年近く前、遊び心にたけた20歳そこそこの青年たち

クルマが好きで、ファッションにうるさく、新しくてカッコいいことには片っ端から挑戦する。それは、

かつてのVAN創設者石津謙介もそうだった。ボクは後に石津先生の功績から多くを学んだと思う。

当時、1960年代初め頃といえば、アタシが生まれた頃です。第一回、日本グランプリはリアルタイムではない。

先駆者なる武勇伝は伝説となって後から知ったものだ。ヴィンテージ・クラブが発足されたのは半世紀も前の事

東京オリンピックの前の年 1963年、折りしも第一回日本グランプリが開催された。パドックでは出場者数人を

含む揃いの真っ赤なVセーターが話題を呼び、続いて真っ赤な赤いブレザーを作ったそうだ。それから10数年

経ってから当時の仲間が集まり、懐かしい顔ぶれが一堂に会すると、昔ながらのの遊びの精神と楽しい会話は

変わらないまでも今やそれぞれ素晴らしきジェントルマン来年で50年だから、70前後の年齢だろうか。

このクラブも文字通り ヴィンテージ・クラブそのもです。 VINTAGE CLUB  この記事は30年前の

メンクラから抜粋したものですから、写真の皆さんは40代だと思います。生沢さんは40歳くらいでしょうか。



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左からミッキーカーチスさんは '80年にアメリカから帰国。この頃、音楽プロデューサーしてました。

式場壮吉さんはご存知!第一回日本グランプリと 第2回も優勝してますからね~知ってますよね。

この頃、石津祐介さん、杉江さんはカーマガジン編集部に参加されてたそうです。左から3人目は浅岡さん。

モータージャーナリスト 浅岡さんも 第一回日本グランプリにも出場されていますね。1枚目の画像の一番右

御馴染み!くろすとしゆきさん。元VANヂャケット、ファッションライターでもあります。1982年当時は

VANヂャケットを退社後 独立され、クロス&サイモンを経営してたんですよね。VAN時代では Kentの

企画担当では有名です。くろすさん。元気してるのかな。3~4年前に一緒に食事した以来お会いしてません。

なんでも、嵐の「勝手にしゃがれ!」だっけか? TV番組で、嵐の桜井君にダッフルコートの薀蓄とな。笑


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2枚目の画像一番左は、ご存知の生沢徹さん。当時は幾多のレースで優勝しています。この頃、ルマン24時間

日本人初、出場してますからね。その隣が若々しい杉江さん。徳大事有常モータージャーナリストですね。

クルマに乗り込んで座っておられるのが、石津祐介さんです。当時はラングラージャパンでした。

右が、角田さん。角田昌巳さんです。ショップ・アルフレックス、かつてのレーシング・メイトの創設者の

一人です。VINTAGE CLUBの刺繍が入ったエンブレム ブガッティ30のグリルデザインから、くろすさんが

発案したエンブレムワッペンですよ。1982年のこの集合のときはなぜか、揃いの赤いブレザーを着ないで

式場さんと生沢さんだけが紺のダブルブレスト、パンツのラインからしてヨーロピアンスタイルであります。

生沢さんが、この時は、アタシは、たまたま見つからなかったのと、式場は、太りすぎで、着られず。

アタシのジャケットは、Mr. VAN です。シャツ、タイ、パンツは、英国で買ったもの。靴はグッチ。

この頃にグッチのシューズを履いている日本人なんて居ませんでした。 当時、Mr. VAN は、アタシが

ヨーロッパで買って帰る服やバッグ、靴をせっせと真似していました。 お電話でそう言ってましたよ。

あははは・・生沢さん本人が言ってるのだから間違いありません。ボクもついつい笑ってしまいました。

それから、よく見ると角田さんは、3つボタン段返りモデルを無理やり、上2つがけにしてる。わざとか。。

やはり基本に忠実にもグレーフランネルを履いて、裾ダブルカフスにして、英国式レジメンタルしてる。

クロスさんはアイビー・トラッドの基本的いでたちであります。このレジメンタルネクタイもお揃いです。

この左下がりの黄色いレジメンタルは、生沢さん曰く全員揃えてて持ってるそうです。この時の記念写真では

クロスさんと角田さんも同じですからね。来週、今月24日に発刊される ENGINE の表紙で

生沢さんが着ているのは、この真っ赤な赤いブレザーにこのレジメンタルをしています。勿論、グレーの

フランネルサキソニーのウールパンツを履いていました。ちゃんと使い分けてるのが素晴らしいです。

ヴィンテージ・クラブ 素晴らしき仲間たち。ブレザーの基本的な着方、在り方のお手本ですね。

まさに、アイビー精神の先駆者たちであります。生沢さん今でも着れるのだから体型を維持してるのが凄い!


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これは生沢さん自宅前での撮影風景です。この写真は表紙用の撮影です。 次号はポルシェ特集号です。

鈴木さん、最後の表紙インタビュー鈴木正文 前編集長が在籍する最後の号となる 次号のENGINE誌の

表紙&インタビューに生沢さんが登場する事になったのだそうです。今月の24日発売です。詳しくは書店で。