お正月といえば年賀状やお年玉は常識ですが、近年では年賀状をやめる人も多くなっています
オイラも5年くらい前からやめ始め、それでも送ってくる人には、お断りの文も加えていました
お断りの文を加えても送ってくる人もおり、そもそも内容は読んでいない人も中にはいるみたいですね
そしてお年玉
これをやめようと思ったのは孫にお年玉を渡していたのですが毎年毎年、中も見ずに、ありがとうと言って直ぐに親に渡していました
小学校になる前の子供だし、お金のありがたみも心からのありがとうも感じろというのは無理なのは分かっています
でも正月になれば思考停止で自動的にお年玉を渡し、何かもらったので自動的に有難うと言い親に渡す。
何も努力無しに1年に何度も自動的にプレゼントやお小遣いが貰える、貯金が増えるというのは腑に落ちないとずっと思っていました
お年玉は渡す側にも受け取る側にも特に感動は無いような感じがします。
(他のイベントに比べて)
そこで、お年玉って何って調べてみました。
・新年のお祝いの贈り物。
・神様に門松を立てて鏡餅を供えていた。
・健康などを願い供えた鏡餅をお下がりで・子供たちに食べさせていた。
・それが室町時代頃から茶碗や扇子、
お金 を渡すようになったらしい。
現代ではまだ社会人ではない子供への新年のお祝いの贈り物といったところになりますかね
しかし、お正月あたりに会う機会もなかなか無いときもあり、渡す頃には違和感のある季節になっていたりします
そこでオイラが考えたのは、娘の上の子が小学校一年生の夏休みになったタイミングでの次回からのお年玉の廃止を提案しました。
その代わり、名前を書いて提出するテストで100点をたった枚数分、一枚につき100円をポチ袋で渡すことに変えました。(娘夫婦の許可も得て)
小学生以下の子には上の子に渡すタイミングで100円を一枚ポチ袋に入れて渡します
オイラは小学生の時にテストの点数なんて気にしたこともないしテストに向けての勉強もしたことも無くテストのことを意識したことが無かったので、子供には意識をさせるように育てました。
孫にも意識をさせたかったというのもあるし100点というものも意識をさせたかったことが狙いです。
すると一年生の夏以降はテストの100点の枚数が明らかに増えました
テストへの意識、100点への意識が確実に芽生えています
そして得たお金でゲームを買うという目標が出来てことでヤル気も出ているようです
100点が何枚あるから幾らって聞くと幾らだと答えるという計算も出来ています。
これは狙い通りです
お年玉を渡していた時よりも100点一枚につき100円の方が年間の出費は増えていますが嬉しいことです。
100点のテストは見せてもらって確認します。そのテストを見るのも楽しみです
兄が受け取っている分厚いポチ袋に妹は、
『それ、どうしたら貰えるん?』
って興味を示しています。
オイラは小学生になってテストで100点とったら貰えるよと言うと理解していたようでした。
その子も公文に通っていて勉強は出来る方らしいので出費は多くなりそうです
そのうち兄妹で相乗効果が生まれれば良いなと思います
知り合いにお年玉をやめたと話すと『変だ』『変わってる』って言われましたが気にしません
思考停止で無意味にすら感じるお年玉よりも何かの意思が生まれる方が良いと思ってます
お正月の行事が少しずつ無くなっていきますが残したい人にお任せします
悪い影響は与えないと思うし、常識を当たり前と思わない少し変わっている人がいても面白いかなと思います。