以前、”人を動かす” という本のホンの一部を紹介しました。(ダジャレじゃないですw)
この中で、おいらが なかなか出来ないところを紹介します。
”人を動かす” の中のPart3 にある ”人を説得する” の中の4つ目。
「穏やかに話す」 。
腹が立ったとき、相手を思いっきりやっつければ、さぞかし胸がすくだろう。
だがやっつけられた方は同じように胸がすくだろうか?
喧嘩ごしでやっつけられて、気持ちよくこちらの思い通りに動いてくれるだろうか?
もし、相手が拳をかためてやってくれば、こちらも負けずに拳をかためて迎える。
だが相手が、
「お互いによく相談してみようではありませんか。そして、もし意見の相違があれば
その理由や問題点を突き止めましょう」
と穏やかに言えば、やがて意見の相違は思ったほどでもなく、
互いに忍耐と率直さと善意を持てば、解決することが出来ることがわかる。
・・・・・・・色々、例題が書かれているのですが省略します。
”太陽と北風が腕比べをする話” を知っている人も多いでしょう。
北風が、
「僕のほうが強いに決まってる。あそこにオーバーを着た老人がいるだろう。
僕は君よりも早く、あの老人からオーバーを取ってみせる」
と、威張った。
太陽は、しばらく雲の後ろに隠れた。
北風は勢いよく吹いた。
だが、北風が吹けば吹くほど老人はますますしっかりとオーバーで身体を包んだ。
北風は精根尽きて吹きやんでしまった。
そこで太陽は、雲間から顔を出し、老人に優しくほほえみかけた。
しばらくすると老人は、額の汗をふいてオーバーを脱いだ。
太陽は優しい親切なやり方は、どんな場合でも力ずくのやり方より、
はるかに効果のあるものだと北風に諭した。
という話。
まぁ・・・北風に優しくと言っても温かい風を吹かせるのは無理な話ですが・・・
そういう感じのお話ですね。