観劇徒然記「怪人21面相」 | 中高年劇団? 下北 あるじょん

中高年劇団? 下北 あるじょん

東京乾電池・角替和枝さんの
お芝居教室1期生です!
(全員45歳以上。中高年劇団
・・・ってなるのかね)
お芝居やったり、見たり、
飲んだり、飲んだり、な日々・・・

ウォーキング・スタッフ・プロデュース公演。
花組芝居の役者が出るので興味はあれど、迷っていました。が、ワークショップの後に行けるじゃん!と当日券にて観劇。
先日、マリリンが熱演した劇場です。

タイトルのとおり、グリコ森永事件を題材にしたドラマです。ただ、登場人物は、犯人たち、だけ。
脚本の方が、いろいろ資料を集めたうえで創作をしたのでしょう。
物語の犯人たちは、元公安刑事、その刑事と縁があって手足のように働くヤクザ、主軸から外された新聞記者、被害会社の役員の4名。
それぞれの思惑を胸に、事件を画策していきます。
後半、実はヤクザは韓国籍で、金大中事件の関係者設定が明かされた部分は、ちょっとファンタジー的に感じましたが、全体的には、重厚な人間ドラマでした。2時間、目が話せませんでした。
でもやっぱり、各個人の負を晒す場面は、みっともないと言うよりは、かっこ良すぎましたかねニヤリ