36冊目「プラスチックのうみ」

作 ミシェル・ロード / 絵 ジュリア・ブラッドマン

訳 川上拓土 / 監修 磯辺篤彦  小学館  2020年初版第1刷

 

プラスチック問題はうっすら感じているし、

エコバッグしっかり使っている。

プラのリサイクルもしてるし、なるべく水筒も使ってる。

紙のストロー、正直使いにくいなぁ…なんていう私の日常。

 

この本で、プラスチック問題、再認識です!

 

私達が捨てたごみが海を漂う。

その中で泳ぐ魚、アザラシ。

そのアザラシにからみつく、漁船から捨てられた網。

ウミガメにひっかかるプラスチック。

 

そのプラスチックは、ごみの埋め立て地から流れ出しますが、

結局そのごみを捨てているのも私達人間。

 

そのことを、絵と、畳みかける表現で描いているこの本。

「きれいなうみをとりもどす」

「あとまわしにしないで いますぐ はじめよう」

と呼びかけます。

 

最後に、世界の海の現状が説明されていて、

世界に巨大な海洋ごみだまりが5つあること、

海の生き物の胃の中からプラスチックごみが出てきていること、

私達にできることなどが書かれています。

海洋ごみだまりは、太平洋の西側、日本のそばにも…。

 

海なし県に住んでいるとはいえ、

自然はつながってますし、気をつけなきゃいけないな、とほんと再認識。

 

でも、便利なんですよね…プラスチック…。

とにかくまずは、できる範囲で、使わない努力、

分別、リサイクル、ゴミ拾い、は心がけていこうと思いました。