6回目 「十二支のはじまり」

 日本むかしばなし 文絵 いもとようこ

 金の星社 2015年

 

3回目に読んだ「ねずみくん ぼくもできるよ!」

の巻末にも書いてありましたが、

今回は、いもとようこさんの文と絵で読みました。

 

神様のお達し「正月1日の朝12番までに来たものを

順にその年の大将にしてあげよう」

 

その言葉を受け、それぞれの動物がそれぞれの方法で御殿の門を目指します。

ねずみからいのししまでのお話と、

ねこが十二支に入っていない理由が描かれています。

 

さすがに巻末の見開きにくらべたら、いろいろ詳しく楽しく描かれています。

猿と犬の間に、にわとりが入っている理由も。

 

それぞれの動物がいきいきしていて、読み聞かせにも向いていそう、と思いました。

 

「十二支のはじまり」って、いまは昔ばなしとして一般的になってそうですね。

私自身は子どものころ、まんが日本昔ばなしの薄くて小さい本をひととおり読みましたが、

(なんなら今も持ってますがアセアセ

そこには、十二支のはじまりってなかったんですよね。

 

年賀状前後にしか干支を意識しにくくて、

これ書きながら「あれ今何年(なにどし)だっけ?」とか思っちゃいましたが、

今年の大将、とらさんに叱られないよう、いろいろ再認識でした!

 

さて、今日はこの辺で。