78「落語読本15 みょうがやど」
78冊目「落語読本15 みょうがやど」作 川端誠 2012年 クレヨンハウス前の投稿から、すっかり日が経ってしまいました…サボリ防止とは名ばかり…メインでない活動をしっかり続けていくのはなかなか難しいですが、コツコツ読んでいくことに意味があるかなと気長にやっていこうと思っておりますさて本題。落語読本シリーズからの1冊です。「みょうがを食べすぎると物忘れをする」そんな言い伝え、確かに私自身も小耳にはさんだことがあります。それを信じてしまった、とある宿屋の夫婦の話です。ネタバレ含みます。その宿屋のご夫婦、裏庭にみょうがをどっさり植え、宿の名前まで「みょうが屋」に変えて、お金持ちのお客が来たらみょうがづくしでもてなし、忘れものをさせようと作戦をたてます。そこへやってきたお客様、あらゆるみょうが料理などなどをふるまわれます。そんなお客様が忘れていったのは「宿代を払うこと」だったから、悪いことは出来ないもんです。冒頭に、みょうがと物忘れのいわれが書かれています。お釈迦様のお弟子さんに、槃特さんという方がいて、その方がひどく物忘れがひどく、自分の名前さえ忘れてしまうほどだったので、お釈迦様が、大きな板に彼の名前を書いて「これを荷のうて歩きなさい」と。その槃特さんは、やがて悟りをひらいて大往生しましたが、そのお墓の周りにみょうがが沢山生えたそう。漢字では、草かんむりに名、荷うと書いて「茗荷」です。この、落語読本シリーズ、元の落語のお話から、絵本のためにアレンジなさっているのが、後書きから分かります。動画も探してみてみると、それがさらにわかる。落語そのものとはまたちがった面白さが味わえるのが毎回楽しみです。落語絵本 みょうがやど (川端誠の落語絵本) [ 川端 誠 ]楽天市場