感情から紐解く内観ノートの書き方(1)では、

感情を書き出して「観る」方法を紹介しました。

 

 

 

 

 

感情は、わたしたちに様々なことを教えてくれます。

 

感情が動くことには、

本音だったり潜在的な意図が隠されているんです。

 

ただし、

揺さぶられた感情を元に行動すると、

 

違和感が出てきたり

 

こんなはずじゃなかった・・・

 

というような結果を招いてしまうことも。

 

 

😭冷静な判断ができなくなるから

 

😭認知バイアスが強化されて、誤解や対立が起こりやすいから

 

このあたりは、思い当たる節もあるし、一般的に知られている原因ではないでしょうか。

 

一方で、例えば

何か新しいことを始めたときに

 

😢疲れたから

 

😢時間が無いから

 

😢自分には能力が無いから出来ない

 

感情流されて

諦めてしまいます。

 

 

あなたもそんな経験ありませんか?

 

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過去のわたしは

 

😢仕事で達成感が得られない

 

😢理想の職場が別にあるはず

 

😢好きなことを仕事にしたい

 

😢だけど好きなことがわからない

 

というわけで、好きなことを極めるために、

勉強したり、資格取得に夢中になっていました。

 

 

💠英語

留学したら何か見つかるかもしれない 

TOEICの得点が上がれば転職に有利だと考えて

スクール通い

 

💠料理

食べることが大好きだからと料理を習ったり

フードコーディネータースクールに通学

 

💠アロマテラピー

セラピスト養成スクールに通ったり

代替療法を学んだり

 

 

だけど学び終わると

「これじゃなかったかも・・・」

という疑念が湧いてきて

 

情熱を注ぐ対象を他に探し求めてしまう。

 

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こんな調子なので、

 

😢いつも満たされなくて

😢得体の知れない不安を感じて

😢いつも報われず

 

いつか幸せになること、いつか成功することを夢見て、

自己啓発のセミナーなどにもたくさん通い

漂うように生きていました。

 

そんな時、ひょんなきっかけから

自分の人生がうまくいかない「衝撃の理由」に出会ってしまったんです。

 

それは

 

(; ̄O ̄)Σ( ̄。 ̄ノ)ノ( ̄O ̄;)

 

いい歳した大人なのに

 

内側の「成長が止まった子どもの思考・感情」に

 

人生を操縦させているから

 

(; ̄O ̄)Σ( ̄。 ̄ノ)ノ( ̄O ̄;)

 

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目を疑いました。

 

絶対に認めたくなかった・・・

 

 

だけど同時に目が離せなくなったんです。

 

箇条書きになっていた

「人生がうまくいかない人の特徴」

自分が全て当てはまっていたから。。。

 

 

認めたくない気持ちと

 

漂うような人生を何とかしたい気持ちを

 

行ったり来たりしながら、

 

 

外側に求めてきた解決策の限界を認め

 

自分の内側にある答えを観る覚悟が決まり

 

大人の思考・感情をインストールする学びを深めてきました。

 

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ここで強調したいのが

 

子どもの思考・感情が「悪いというわけではない」こと。

 

どの思考・感情も必要で、優 /劣 はないということです。

 

 

内観ノートでの自己対話を深めるにあたり

 

✨子どものような思考・感情で望みや夢を描き

✨社会的な大人の思考・感情で行動していく

 

こんなふうに脳内で思考と感情とが話し合いながら

それをノートに書くことで

 

「自分の思うがまま」人生を進めていくことができます。

 

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前置きが長くなりましたが、

内観ノートの書き方の具体的な方法を紹介しますね。

 

①:今日、自分のエネルギーを消耗した感情

(不安・焦り・葛藤・怒り・恐れ・後悔など)

 

②:今、一番辛い・何とかしたいと感じることは?(それはどうして?)

 

③:今日、自分のエネルギーに充足をもたらした感情

(感謝・うれしかった・楽しかったこと・高揚した・没頭したことなど)

 

④:今、一番イイ感じなのは?(それはどうして?)

 

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ここまで

感情から紐解く内観ノートの書き方(1)で紹介

 

今日はここから

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⑤:①, ②に沿って書いた内容を

「事実」と「想像・予想・妄想」にわけます。

 

⑥:⑤で 「想像・予想・妄想」だと認識した部分に対して

自分と対話します。

 

⑦:関係者をリストにします

(関係者がいなければスキップ)

 

⑧:関係者を含め、どうなったらうれしい?どうなったら心地いい?

ここでも本音を探ります。

(関係者がいなければスキップ)

 

⑨:いま自分ができることを書き出す

本当はどうしたいのか?どうなったらうれしいのか?心地いいのか?

そのために、今自分ができることを書き出す

 

 

以下、補足です。

 

⑤:①, ②に沿って書いた内容を

「事実」と「想像・予想・妄想」にわける時は

お好みで、色ペンを使ったり

アンダーバーや波線で区別したり、してみて下さい。

 

⑥:⑤で 「想像・予想・妄想」だと認識した部分に対して

自分と対話します。

 

例えば・・・

あー、わたしはxxxが嫌だったんだ。

じゃあどうしたかったの?

どんな結果が望ましい?

 

「本当はどうしたいの?」

 

子どもに問いかけるような感じで訊いて、

本音を探って書きだします。

 

この時も、良し悪しのジャッジを入れないことがポイントです。

非常識かなと思えても、無理そうなことでも、書くこと。

 

 

⑨:いま自分ができることを書き出す

本当はどうしたいのか?どうなったらうれしいのか?心地いいのか?

そのために、今自分ができることを書き出す

 

「どんなことなら、できそう?」

 

(相手や物ごとは後から変化してくるので、ここでは書かなくてok)

 

 

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ひとまず今回は、ノートに書く内容を一通りお伝えしました。

次回からどんな意図で書くか、どんな感じに書くのか、

例を織り交ぜて紹介していきます。

お楽しみに ∩^ω^∩