「人の悪口を言うもんじゃありません!」
小さい頃にこう叱られた記憶がある人も多いでと思います。
しかし気が付くとついつい人の悪口を言っている自分に気が付くことありませんか?
また周りから誰かの悪口を聞いて嫌な気分になることだってあるでしょう。
悪口を言ってしまう人の心理には、
■自己防衛心理
■嫌いな人の評価を下げたい
■優位に立ちたい
■単なるゴシップ好き
など様々な心理が秘められています。
しかし 実は悪口を言う人には共通点があります。
一番多いのは現状にストレスを抱えていて、どうせ自分なんて…と
卑屈になっているせいで他人のことがうらやましく見えるという心理でしょう。
また自分に自信がない人も、誰かの悪口を言うことで
コンプレックスや劣等感を拭おうとします。
これは「認知的不協和の解消」という心理で、
これ以上自分を否定したくないという人によく見られます。
逆に自分に自信があり過ぎてプライドが高い人も、
自分の評価が納得いかないと「あいつは見る目がない」と逆ギレする場合がありますが、
要は見栄っ張りということでしょう。
一番気を付けたいのは、悪口を言うことに罪悪感が全くないという心理です。
悪口を言うことが習慣的になっていて
無意識に他人のあら捜しをしてついつい口にしてしまう人は、
それを改めるという気持ちもないので
トラブルを避けたい人はあまり深く付き合わない方が良いでしょう。
人の悪口は聞いていて気分が良いものではありません。
しかしついつい自分もどこかで悪口を言っている時ありませんか?
それが単なるストレス解消なのか、
本気で相手のことを憎んでいるのかは時と場合によりますが
必ず自分にもどこかでしわ寄せが来るということも
考慮して行動した方が良さそうですね。