萬歳楽山の空

前回の登山から約2年かな。
しばらく登ることを避けていたのかもしれません。
それは、自分自身についての整理整頓が出来なかった為かもしれません。

タイミングと自分の覚悟が決まらなければ登れない。
萬歳楽山とは、そんな山です。
特に富士山の様に高い山ではなく、高尾山のように人気がある訳でもないので、そんなにたくさんの人が行き交う山ではありません。

では、なぜにそんな山に登るのか???

エネルギーに満ちあふれている山だからです。
人によっては、この萬歳楽山は0磁場であると感じる人もいます。
実際に詳しい本を出版なさっている方もいらっしゃいます。

逆にそう感じない人もいます。
「へぇ~、別にぃ~・・・」と。

そもそも登山は、自分と向き合う作業です。ただ頂上目指して登る…登る…登る…
その間の素晴らしい景色、趣、音、肌で感じるすべての感覚、それらのものが全て今の自分にプラスになる様に語りかけてきます。


今回の登山は前回のそれとは違い、リーディングをしながらというものではなかったので、だいぶ楽でした。
前回はマンダラミュージアムの大矢館長さんに調査依頼されて、山のリーディングしながら登ったので、写真どころじゃなかったのです。
だから、今回は写真を撮りまくっていましたよ。記念だぁ~!!ってね。(^^)


さて、今回は登り始める前に、お祈りをしておきました。
「山の神様、お久しぶりでございます。前回同様、皆様が無事に山を登り、下って来れるようにサポートをよろしくお願い致します。そして、何か私に伝えたいメッセージがあれば、何か目印を見せてください。分かる様に教えてください。よろしくお願い致します。」
その結果、たくさん考えることになりました。

その内容については後ほど・・・(^^)

登り始め

登山グループは全体で17~8人いたでしょうか。結構な団体さんでした。
歩いている人が見当たらず、私たちのグループだけだったかもしれません。

地元で出版しているような本には載っている山ですが、全国的なメジャーな山ではないので、特にこれといった立派な目印もありません。
看板がちょっとだけあるぐらいです。観光地化されていないのがまたいいんです。下手に観光地になってしまうと、エネルギーが汚れやすくなり、浄化するのも大変だからです。
そもそも、萬歳楽山はタイミングが合わないとそうそう登れないと思うので、あまり心配もしていませんが。

そして、天気が良いこと良いこと!本当に「この時!」とばかりに晴れてくれましたね。
参加者の方々が心決めて登ってくださるからでしょう。(^^)

登山ルートはいつもの通り、表の陽の当たる上り坂を通り、裏の石の道を下るルートでした。

上り坂の表ルートは、第2見晴台、第1見晴台に続く道です。
なぜか、この見晴台、第2見晴台の方が高いんです。萬歳楽山の山頂で915mです。そして第1見晴台が898mです。第1の方には、ちいさな祠があり弘法大師が祭られています。

結構な坂道と言っても、ゴツゴツした岩を登るわけではないので、登山初心者でも登りやすいとても自然な道になっています。人工的に作られたものも無く、土の上に落ち葉が広がり、柔らかい感触の登りやすさです。
ただ、雨が降ると、滑りやすくなってしまうので、登る時にはきちんとフィットした運動靴とか山靴とかにした方がいいと思います。滑らないやつね。

季節も手伝ってか、眩しいくらいに晴れていたので緑がとても美しく、5月の勢いのあるエネルギーが体にしみ込み細胞もだいぶ活性化されたようです。木々たちも素晴らしく生き生きとしていました。

元々、福島市茂庭の蓮華瀧から始まった今回のお参りの旅は、最初の蓮華瀧も素晴らしかった!!
そしてこの萬歳楽山。
本当に福島にはまだまだ素晴らしい自然がたくさんあります。知らないだけで、もっともっと素晴らしい場所があるのかもしれません。

前回の様に、積極的に山の神様にアクセスはしなかったけども、少しは会話程度はしました。

「今日はよろしくお願いします。」
「良く来た。お前たちのような熱心な者がいると助かる。山に対しての礼儀も忘れない。」
「今回はこんなにたくさんの人が来てくれましたけど、大丈夫ですか?」
「もっともっと連れて来てよい。ただし、お前たちに縁のある者だけを連れて来るのだ。」
「どういうことですか?」
「山を知らぬ者、礼儀を知らぬ者、覚悟のない者は来れぬはず。お前たちの縁をつないだ者であれば間違いは無いだろう。」
「そういう自分と向き合うことが出来る人達を連れてくれば良いのですね。」
「そういうことだ。もともと、山のエネルギーは自己研鑽するためのもの。向上心がない者には無用な物だ。」
「わかりました。たくさん友人を連れてきます。」

そんなやり取りをしていました。
2年経ったから、あれからたくさんの人がこの山を訪れているはずです。
もっともっとこの山の事を知ってもらえたら嬉しいですね。

そして、前回と全く違うことが今回はありました。
なんと、地球内部にあるとされている地下都市テロスの大神官アダマさんからのアクセスがありました。

実は…
前回、萬歳楽山に登った後にこの山が地下でテロスとつながっていると言う情報を得ました。
そして、それが確実となったのが悲しいかな、私たちをこの福島市茂庭で繋いでいただいた大切な方がなくなった時でした。

つづく・・・