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みなさんこんにちは
超文化系娯楽ヒューマンドキュメントのパイオニア
勇者阿裂流のもえてん2更新しました。

今回は、恒例ビックリおまけ、おなじみのプリキュアネタでお楽しみ下さい。


季節の変わり目。それは日本の風景や旬の食べ物が変わる時である。

しかし、気温の変化についていけず体調を崩しやすい時でもある。

美墨なぎさの弟、亮太は季節の変わり目が原因で風邪をひいていた。

しかしなぎさはラクロスの試合があり、看病ができず、両親は出かけており不在。そこでなぎさはほのかに連絡をとることにした。

すると、ほのかは亮太の看病を買って出てくれたのだった。


なぎさ「いい亮太。ほのかの言うこと聞いて大人しくするのよ。」

亮太「うるさいなあ。僕がほのか姉ちゃんに迷惑かけるわけないじゃんか。」

なぎさ「なにおーっ!!」

ほのか「なぎさ、やめて!亮太君は風邪ひいているのよ!」

なぎさ「う…。と…とにかくほのかの言うこと聞きなさいよ。」

そういうと、なぎさは試合に行くことにした。

なぎさ「ほのかに変なことしなければいいんだけど…。」

不安材料を残したと思うなぎさだった。


一方そのころ、ほのかは亮太の看病を順調にこなしていた。

ほのか「はい、りんごを切ったわよ。」

亮太「うわあ…。いただきます。もぐっ、もぐっ、ぐっゴホッゴホッ。」

ほのか「もう、亮太君ったら、あわてて食べないの。」

ほのかは亮太の背中をたたいたり、さすったりしていた。

亮太「ありがとう。ほのか姉ちゃん。」


ほのかファンにとってはうらやましすぎるシチュエーションが繰り返されていたそのころ、なぎさは試合の合間の休憩時間になっていた。

なぎさ「大丈夫かな?ほのかに迷惑かけてないかな?」

莉奈「なぎさ、雪城さんがどうかしたの?」

なぎさ「えっ!?…うん。弟の亮太が風邪ひいちゃってて、両親も出かけているからほのかが亮太の看病しているの。」

志穂「えーっ!!大丈夫、大丈夫、大丈夫?」

莉奈「志穂、雪城さんならちゃんと看病しているから大丈夫よ。」

志穂「だよね、だよね、だよね。」

なぎさ(莉奈も志穂も、亮太がほのかに迷惑かけていないかが心配なのに…。)


さて、ラクロスの試合はというと、やはりなぎさが不調だったのだが、莉奈と志穂を中心に全員がなぎさをカバーして、見事に勝利。するとなぎさは着替えてすぐに自宅に急いだ。

なぎさ(急がなきゃ…急がなきゃ…。)

電車が駅についた瞬間、なぎさは全速力で走っていった。

なぎさ「ただいまー!!」

自宅に帰るとすぐに亮太の部屋を開けた。すると!!

亮太「あ…。お姉ちゃん…。」

亮太はパジャマをぬいで下着1枚だけで、タオルで体をふいていた。

なぎさ「亮太…なに…その格好……はっ。」

その時なぎさはほのかがいないことに気づいた。同時になぎさは亮太がほのかにとんでもないことをしたんだと思ってしまう。なぎさの頭の中にいけない妄想がかけまわっていた。しばらくしてわれに返ったなぎさは怒りに満ちた表情をしていた。

なぎさ「亮太ーっ!!あんた!ほのかに何をやったのよーっ!!」

亮太「何もしてないよ!ただ僕はパジャマを取りかえようと…。」

なぎさ「ウソおっしゃい!!今からお仕置きしてあげるから!!」

亮太「待ってよお姉ちゃん!ただ僕は本当に…。」

なぎさ「じゃあ何でほのかがいないのよーっ!!」

亮太「ほのか姉ちゃんは…。」

ほのか「あら、大きな声が聞こえると思ったらやっぱりなぎさだったのね。」

なぎさ「えっ!?ほのか?」

ほのかがあらわれた。

ひかり「ほのかさん、どうしたんですか。あれ?なぎささん、帰ってきてたんですね。」

ひかりがあらわれた。

なぎさ「えっ?ひかりも?」

亮太「うえーん。ほのか姉ちゃん、ひかり姉ちゃん。お姉ちゃんがいきなり怒るんだよ。」

ほのか「まあ!なぎさ!どういうことなの!!」

なぎさ「だってさあ…。」

すると、なぎさは怒ったいきさつを話した。ほのかはなぎさの誤解だと説明し、亮太は迷惑をかけていないと話した。なぎさは亮太に謝罪したあと。

なぎさ「けどさ、何でひかりがいるわけ?何で亮太があんな格好しているのよ。」

ほのか「ああ、それはね。」

ひかりが来たのは美墨家の家事も手伝ってしまおうと思い、助っ人としてひかりを呼んだことだった。亮太が下着1枚だけだったのはこんないきさつだった。


なぎさが帰ってくる15分前

ほのか「ひかり、そろそろなぎさが帰ってくるころね。」

ひかり「そうですね、ほのかさん。それにしても、亮太君ってまだ眠っているみたいですね。」

ほのか「風邪ひいているときは良く寝るのが1番なのよ。」

亮太「わーっ!何これーっ!!」

ひかり「ほのかさん、今。」

ほのか「うん、行きましょう。」

ほのかとひかりは亮太の部屋に行った。

ひかり「どうしたんですか?亮太君!」

亮太「ひかり姉ちゃん!起きたら汗でびちょびちょになっちゃったよ。」

ほのか「ああ、熱が下がったから寝汗をかいちゃったのね。ひかり、タオル探してくれる?」

ひかり「分かりました。」

ほのか「じゃあ亮太君、洗たくするから脱いでくれる?」

亮太「えっ?もしかして…全部?」

ほのか「ええ、そうよ。」

亮太「い…いいよ。」

ほのか「ダメよ、ちゃんと汗をふいて着替えないと、また風邪ひいちゃうわよ。」

亮太「わ…分かったから、脱ぐからあっち行っててよ。僕、恥ずかしいよ。」


ほのか「なんてことがあったらなぎさが帰ってきたってわけ。」

なぎさ「なーんだ、ビックリした。」

ほのか「なぎさ、亮太君のこと心配しすぎじゃない?」

なぎさ「そう言うほのかこそ、亮太に大胆なこと言うじゃない。全部脱いでだなんて。」

ほのか「えっ!?や…やだ!違うわよ。もう、なぎさったら!」

ひかり「何が違うんですか。」

なぎさ・ほのか(ギクッ)

ほのか「な…何でもないわ。」

なぎさ「そ…そう、何でもないよ。」

ひかり「?」

今日も平和な虹の園だった。


いかがでしたでしょうか。
今回はリクエストでふたりはプリキュアMaxHeartで初めてネタを書きましたが、思わぬ大作になってしまいました。

感想コメントをお待ちしています。

それでは次回も燃え萌え天国。