10/13ごろの下書きより

 

 

~友達について~

 

 

 

会話の流れから

「1年生がやだ」

 

と言っていた。

やはり年下の子が苦手らしい。

 

「大人っぽい子が合うんじゃない?」

と言ったら

 

「そう!」

と。

 

どなたかのブログで、幼稚園児の女の子が

「心が同じお友達じゃないと一緒にあそびたくないの」

と言っていて、すごいなぁなるほどなぁと思ったことを思い出し、

 

 

「心が同じ感じがする子がいるといいね。そういう子っている?」

 

と聞いたら、

 

「YKちゃん」だって。

YKちゃんはけっこう娘のおしゃべり練習をもちかけてくれるらしい。

YKちゃんといるとおちつくらしい。

 

なので、この前PTAの祭りの時に私が担当したブースにYKちゃんが来て、たまたまマンツーになったので、この子か!と思って

「あ、YKちゃん!私ね、みりーちゃんのママなんだぁ♪」

って話しかけたところ、ノーリアクションでした。笑

ノーリアクションというか、反応に困ってた感じ?

だから何?みたいな・・?

まぁ、みりーももし同じように話しかけられたとしたら同じような反応だろうから、似たタイプな可能性もある?

 

 

 

このころ、遠足やPTAの祭りで楽しいイベントが続いてたこともあり、

娘の中で友達と楽しい時間を過ごせたみたいで。

 

 

「RRに久しぶりに話しかけられた」

 

「友達っていいよねぇ」

 

「もっと(ママと)友達の話したい」

 

 

という発言も。

 

 

 

あとは、何かの話の流れで

家での娘らしさをもっと学校でも出せたらいいのに

みたいにもちかけたら

 

 

「ほんとのみりーがバレちゃう」

 

 

と言っていたことがあり、

あー、やっぱり外と家で自分が違うってことを

バチバチに意識してるんだなぁと。

 

 

 

 

・・・私は今まで、娘が学校でも家での自分と同じようにいられることを望んでいました。

ありのままの自分でいられる場所が、家庭以外にもあったらいいなと。

 

 

でも、誰だって多少なりとも外と家で自分を使い分けてたりする。

私も夫も、そのタイプ。

 

そしてそれは、警戒心や不安の強い子ほど顕著かもしれない。

そして、精神年齢が高い子ほど、まわりに合わせた自分を演じられるのかも。

そうすることで、心のバランスを保っている。

 

娘はそれが強く出るタイプというだけで。

 

 

 

「ほんとのみりーがバレちゃう」

 

って言われた時は、

ああ、もうバレたくないところまで来てるんだな・・・

つらくないかな・・・仕方ないな・・・

って、ちょっとネガティブに捉えてたところもあったのですが、

最近読んだ「推しの子」で、考えが変わりました。

 

確か3巻かな?

 

 

「演じることが鎧になる」

 

 

という、主人公のセリフ。

 

このセリフが私の心に刺さりました。

 

 

そもそも、アイも嘘を塗り固めて完璧なアイドルを演じてきた。

 

 

 完璧で嘘つきな君は

 天才的なアイドル様

 

      YOASOBI/アイドル

 

 

芸能人は、「キャラづけ」という演技をする、嘘をつくことで

自分を演出し、人気を集めて成功させる。

それでたとえ失敗して炎上したとしても、辛辣な言葉を浴びるのは

本当の自分では無い。

ありのままの自分で挑むと、失敗した時のダメージが大きい。

 

 

無論、娘は芸能人ではないけれど、

学校という社会の中で、自分を演じることがもはや必要なのかもしれない。

 

 

 

私の好きなヴィジュアル系バンド「シド」のvoマオの

自己啓発本にも似たようなことが書いてあった。

 

彼も、赤面症を伴う極度の人見知りだったという。

でも、それを「その場の自分を演じる」ことで

乗り越えてきたという。

 

 

 

これを読んだ時、わかるなーって。

まぁ、この方はメンタルが強い方だなぁって、この本を読んだ時思ったけどね。

 

 

 

なので、娘についても

 

心に鎧をまとって、自分を演じることで、

人見知りの克服につながったり

コミュ力が養われたりするのかもしれない。

 

 

そう思うことにした。

 

 

そしていつか、心に鎧をまとわなくても

心から信頼できる友達に出会えたら。

 

 

 そんな私の嘘がいつか本当になること

 (信じてる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はアクアが好きです。

 

 

 

 

余談だけど、これと似たような話を。

 

「演じることが鎧になる」という言葉を知る前に考えていたこと。

 

それは、ピアノの個人レッスンで、娘がアレンジを弾くことを拒んだ理由。

夫に相談した時に

『自分らしさ(本当の自分)を見せることに抵抗があったのではないか』

という話をしていました。夫も、おそらくそうだと。

 

 

私は、ピアノのアレンジに関しても、

ママが口を出さずに娘が自分で考えたアレンジを発表することが良いと考えていた。

たとえ大人から見てイマイチなアレンジでも。

実際に、娘はアレンジを楽しそうに考えていたし、本人が楽しむことが最優先と。

でも、楽しくアレンジできたけど、発表となると・・・。

 

だから、もしかして、たとえ娘が一人で考えたアレンジじゃなくても

一緒に考えてあげることで、自信をもって弾けるのかな。

まずは、人前で弾けることを優先したほうがいいのかなって。

 

 

だから、次のアレンジは一緒に考えてあげようと思っていたんだけど、

そうこうしてるうちにまた個人レッスンの日になってしまって。

先生に

「テーマは決めたけどまだアレンジ考えてはなくて・・・」

と言ったら、一緒にアレンジを考えてくれました。

というか、1月にアレンジの発表会があるから当然先生とやるって感じでした。笑

 

それにしても、また発表会かーぁ。

無事にできるといいな・・・。