クラークフィリピン留学院 講師インタビュー③
Teacher Bryan
私は授業を受けていませんが、ネイティヴ英語でビシバシ行くイメージです。でも普段はすごく優しいですよ。
野口(以下の):よろしくお願いします。ブライアン先生はご指名多いと聞きました。どんな生徒さんからのリクエストが多いんですか?
ブライアン先生(以下ブ): ビジネス系で、中上級者の生徒が多いかな。
の:ウォール街で金融マンだったんですよね。世界の金融の中心地にいらっしゃったんですから、金融はもとより世界を股にかけて働きたい方にはぴったりだと思います。
ブ:政治や経済の話題はビジネスでは不可欠だから、英語で仕事をする場合はそれなりに話せるようになる必要があるよね。限定的な仕事を任されている場合を除いてね。
の:みなさん結構苦戦されていますか?
ブ:それが意外とそうでもなくて、元々知識も経験も自分の意見も持っている生徒が多いから、日本語では問題なく話せる内容を英語にするだけなんだよ。こっちとしても政治経済の授業をするわけではないから。生徒さんの専門分野によっては僕の方が詳しくないこともよくあるよ。
の:そうなのですね〜。この学校で働いている先生って対等に会話を楽しむことができる生徒が多いから飽きなさそうですよね。
ブ:初級者の生徒が話せるようになっていくのをサポートするのも達成感があってエキサイティングなんだけど、そればかりだったらちょっと疲れちゃうかもね。
あとは、学生ばかり教えてると詰まらなくなっちゃうと思う。その点この学校は日本でバリバリ働いてる生徒…というよりもお客さん?(笑)が来るから話しててとても楽しいよ!
の:ありがとうございました。
私もいつか、ブライアン先生とペラペラ政治経済の話ができるくらいになりたいです。何年かかるか分かりませんが…笑
早口のアメリカ英語で政治経済の話をまくし立てられる苦しみを味わいたい方はぜひブライアン先生をご指名ください!
講師インタビュー④ Teacher Stegner
私のイメージする、ザ・アメリカンな先生。やっぱりコーヒーが大好きです。びっくりするくらい、物事何でも知っています。
野口(以下の):よろしくお願いします。ステグナー先生といえば発音の練習が人気です!
ステグナー(以下ス):あんな変わったことしてるの僕ぐらいだからね。笑。
の:生徒の発音をPCに録音して聞き直す練習ですけれど、日本人の発音はやっぱり良くないのですか?
ス:日本訛りで通じる言葉と通じない言葉がありますね。訛り自体は取れないし取る必要もないから、それなりにコミュニケーションが取れている人はそれほど重く考える必要はないと思う。だからこの学校でたくさんしゃべって先生に聞いてもらって、伝わらない単語だけをまずは矯正していけばいいんですよ。“エネルギー”じゃなくて“エナジー”みたいなやつね。
の:なるほど〜
ス:日本人の発音の話をすると定番で出てくるのが“L”と”R”とか、”B”と”V”とかですが。
それも、rは巻き舌でとか言うけれど、通じれば別に巻いてなくてもOK。でも通じなかったらNG。何のために練習しているのかを見誤らないようにしないと。相手が自分よりも英語が上手な場合は前後の文章からも察してくれますからね。
の:通じることが第一段階で、その次にきれいな発音があると…。
ス:そのとおり。フランス語訛りの英語でも、インド訛りの英語でも同じだけど、聞き慣れていない人にはストレスを与えてしまう。
ペラペラしゃべってて、文字にすると全く問題ない英語でも発音が聴き取りにくいとコミュニケーションに支障をきたしますから。だから人前で話すことが多い人ほど発音は気にして直してますね。
僕はまだいなかったけど、以前にこの学校にフィリピン人の生徒が来てたらしいですよ。「ミスユニバースのフィリピン大会に出るので発音とプレゼンを直したい」ってことで、英語は普通に話せるんだけど英語の練習できていたそうです。
の:ワールドワイドなミスコンテストは英語が話せるだけではなくて発音もきれいじゃないとダメですもんね…
ス:英語がきれいだと教養が高いようにも見えるからね。
の:日本語で敬語がきれいにできると魅力が増すのと似てるような気がします。 どうもありがとうございました。