今更聞けないLOD
LODって、
皆さんもお解りですよね
そう、ライン・オブ・ダンス
の略です
このLODに対して方角が
決められているのは
ご存知でしょうか?
ステップは右に回ったり・・
左に回ったり。
色んな方角に回転しますよね。
そのステップが回転した方角、
皆さんは、どんな風に覚えていますか?
あっち、こっち、そっち
もうちょっと・・・
窓の方角、扉の方角・・
柱とか、いつも置いてある花瓶とか・・
普段練習しているお部屋にある
何か、目印になるもの決めて
それを目指してステップの方角として
覚えていませんか?
でも、いざ会場が変わって、
いつもと違うフロアに行った時
「あれ!花瓶がない」
「窓の方角ってどこだっけ?」
「あの柱は?あので電球は?」
「非常口は?・・・」
「あっち、こっち・・そっち・・」
など・・
柱も花瓶も、何処にもない!(汗)
皆さんも一度は体験した事
ありませんか?
そういった問題を解決する為にも
ボールルームダンスには
LODに対して「アライメント」と
呼ばれる。「方角」が
決められています。
「壁斜め」とか「中央」とか
一度は聞いた事ありますよね
シャドウの練習のあまり出来ない
或いは、ほとんど出来ない。
ソロ練習の苦手な女性の方の
実に90パーセント以上の方が
この、ダンスで使われる方角が
解らないのが、原因なのです。
どうして、そんな事が
起こったのでしょうか?
誰でも初心者の時はあります
右も左も、全く解らない時
少し踊れる人を頼りに
踊りますよね。
そんな時、こう言われませんでしたか?
「方角なんて、覚えなくても
大丈夫だから、女性はね、
着いて行くだけで良いから。」
「男性が出来れば、踊れるから」
「男性のリード(誘導)に従えば良いから」
と、ステップもおぼつか無い
初心者の私に声掛けられる、
「なんて甘美な言葉」
その時は
何だか、とても紳士的に
聞こえませんでしたか?
この時、誤解が生じているのです
男性側(先生側)からすれば、
「最初から、難しく言っても大変だろう」
「踊って行く上で、疑問に思ったら
向こうから聞いてくるだろう・・」
「専門用語を言うと嫌われるから
やめておこう・・」
生徒さん側から見れば
「先生がそう言うんだから、
あっているわよね」
「男子だけで構わないんだって」
「男子は覚える事多くてたいへんねぇ」
「解らなくても連れて行ってくれるから
女子って楽チンでいいわぁ」
と、なるのです。
それでは、何時までたっても
違和感のある踊りを
練習する事になってしまいます。
勿論、最初はそれでも
構いませんが、
行先も、ステップも全て男性に、
おんぶに、抱っこ。
何時までも、そんな状態だったら
それでは、どんなに長く
ソシアルをしていても
やっぱり初心者。
一緒に踊るのが
ソシアルダンスの魅力のはずです
何時までも、男性の「引率」に
着いて行くだけで
果たして、本当に
あなたは、活き活きと
踊れているのでしょうか?
その「おんぶ」に「抱っこ」「引率」の
状態は、果たして
一緒に踊っていると
言えるのでしょうか?
一緒に踊れているのでしょうか?
私はこの状態をあえてリードと言わず
「引率」と言ってます。
気分を害した方。すいません。
いつも、必ず、あなたには
練習する相手が、いるのなら
別ですが。
そんな事は、ありません
独りの時も多いはずです
勿論、内容によっては
相手がいないと練習出来ない
そんな、内容もあるでしょう。
ですが、
いくら一緒に踊るダンスであっても
お互いに、自分自身が
どう踊るのか。も、確認せず
全て相手任せにしてしまう。
それを、役割分担と考え、位置づけし
一切を丸投げしてしまう。
それでは、「依存」ですよね
それは、対等な立場では
ないのです
女性がこの立ち位置を続けていると
どうなるでしょうか?
俺様リーダーが産声を上げ、
あなたが育て、
そして、オラオラ君主が
出来上がっていくのです・・・
そして、そのオラオラ君主は
あなたの意見など
全く聞いてくれる事はありません
一緒に作り上げていくダンスを
してくれる事はありません。
「引率」がリードだと思い込み
それをするのが
男の仕事だとさえ、思っているのです
それが「社交ダンスである」とも
「引率」すれば女子が喜ぶとも
はい。実際。全くの初心者相手に
引率は、大変喜ばれるのですから。
男とは、つくづく
悲しい生き物で、
一度、そうやって
女子に喜ばれた体験をすると
それが強く印象付けられ
刷り込まれてしまう。
要するに単純なんです
役割を与えられ、
それをすれば、成り立つ。
それをすれば、踊れる
それをするのがリードだ
「引率」すれば、俺はモテる!
オラオラ君主の完成です
全くもって、とんだお笑い草ですが
幻想にしがみついている男子は
多いのです。
それを証拠に
オラオラ君主は、初心者女子が
大好きで、いつもターゲットを
さがしています。
自分より、格上の
上級者と好んで踊る事はありません。
それは、自分が脅かされるからです
オラオラ君主と踊っていても
一緒に作り上げていくダンスを
共に目指してくれる訳では
ありません。
あなたが本当にしたい事は
自分達の踊りたい表現
してみたい事、挑戦してみたい事。
出来ること。まだ難しいこと。
会話を楽しみ、二人で持ち寄って、
相談して、歩み寄って。
練習して。
一緒に作り上げて行く
それが、したいんですよね。
それには「引率」からの
「自立」が必要です。
依存からの脱出が必要です
踊る方角をしっかりと正しく理解し
少しでも
自分自身で練習出来たら。
相手がいない時でも
自分で練習を進める事が出来たら
今よりも、もっと短期間に
速く覚えられると
思いませんか?
あなたは、リーダーと
対等な立場で、会話を
交換し、感情の交流をし、そして
「一緒に踊りたい」のです
二人のダンスを
「一緒に作り上げていきたい」
そう、願っているのでは
ないでしょうか
オレ様リーダーに
あなたはトキメキを感じますか?
一時的な練習相手ならいざ知らず
これからも、ずっと
長く続けていく関係を
お互いが望んでいるのなら
あなたは、対等な立場で
横の関係を築く必要が
あるはずです。
あなたは、
自分のステップは
自分でしっかと
踊れてこそ、対等なのでは
ないのでしょうか?
その為にも
まずは、フロアに対する方角を
正しく学び覚えましょう。
そして少しづつ
自立に向けてステップアップ
して行きましょう。
シャドーで踊る(ソロデモ)を
正確に踊ることは
中々大変だと思います。
相手が何をしているのか
それに対して、
女性(私)は何をしているのか
その関連性も
見えてくるかと思います。
アライメントが理解できると
どの方角に、進み、回転し
どんなポジションで
このタイミングに
このフットワークになり
何をもって、ヘッドを返したり
戻したりする事が出来るのか。
これらの事がシャドーで確認
する事が出来ます。
特にスタンダードは、
必然性をもって
相手と関連していることを
学ぶ必要があります
アライメントの理解はその
最初の関門です
その、第一歩として
まずは、LODに対する方角
アライメントを
正しく学び、理解する必要が
あるのです。
あなたは、着いて行くだけの
人形でも、マスコットでも
ないのです。
一人のダンサーとして
一人の女性として、
一人の同じ人間として
対等に扱われ、
向かい合う事が出来るのです
アライメントの理解、これ位なら
そんなに大変な事ではないですよ
決められたルールを
確認する程度のものです
これが分ると、
その時に見える
柱や、窓や、扉 ではなく
LODに対してどの方角か
が、分ります
なので、どんなフロアに
行っても、迷う事がありません
ステップしている内に
逆LODに進むと言うような
失態なんて、明日にもおさらばです
自分でステップを
組み立てる事だって
出来る様になります。
得意なステップ、
してみたいフィガーを
自分達で自由に組み替え
あなただけの、
オリジナルのルーティンで
競技に臨む事だって
出来ちゃうかも知れません。
あえて自分達に苦手な
ステップを、
「先生が振り付けしたのだから」
と、辛い、練習する必要もありません
その為にはまず、アライメントを
正しく理解し、ステップを勉強して、
練習する
練習で、体が疲れて
休みの時に。
練習したい、体を動かしたいのに
中々、練習場に行けない時に。
少し、お勉強タイム。
設けてみませんか?
女性が実力付ければ
男性だって、ラクになるんです。
男性の仕事だと
全部任せて、ノータッチでは
男性も、相談相手を
失ってしまいます。
それでは、一緒に踊っていても
リーダーさんは孤独に
なって、悩みを打ち明けて
くれなくなります。
カップルなんですから。
リーダーさんを
助けてあげられるのは
あなただけ、なんです。
あなたは、リーダーさんの
実力を
スポイル(損なう)する
お荷物になってはいけないのです
良い練習、して下さい。
今回は動画をご用意しております
ご覧頂けると、幸いです
LODの説明はこちら
LODの補足説明はこちら