今回は分かり易いように
私 緑
リーダー 青
パートナー 赤
で、お伝えしますね
少し前の、話しです。
日差しも、だいぶ緩やかになり。
肌を流れる風が、心地よく
秋の便りを知らせる10月某日・・
ある日の
カップルレッスンにて。
そのレッスンはいつに無く
うつむき加減の視線の先に
重い空気と
神妙な、雰囲気のなか
しばらくの沈黙のあと
パートナーの一言から
事件が始まった・・・。
「先生、私たちどうやら、
解消するかも知れないんです」
「えっ・!?どうしたの?
練習、上手くいってないの?
ケンカでもした?」
「いいえ、そうでもないんです
二人の仲は、悪くないんですが・・・」
「解消したいって向こうから
言われた訳では無いんですが・・・
リーダーが、どうやら
他の人探しているみたいなんです・・」
「他の人をですか・・・」
「先生、リーダーが
誰とでも踊れる様に教わってるから
他の人とも試してみたって
言うンですけど・・・」
なるほど・・
それで、不安なんですね。
「他の人と試してみたいって事は
私に不満があるからなんですよね
私なりに努力しているし、
がんばっているつもりなんですけど・・」
「直接聞いてみましたか?」
「いいえ。
なかなか確かめるのが怖くて・・」
「たぶん
心配する程でもないと思いますよ
分かりました、
私のほうから、聞いてみても宜しいですか・」
「はい。是非。宜しくお願いします・・・」
・・・果たして・・・
・・・事の真相は・・・・・・
「解消ですか?
誰が、そんなこと言ったのですか?」
「リーダーさんが、
他の人と踊っていて、
解消するかもしれないって、
話しなんですけど・・」
「ああ、この前ですね・・
フリーダンスに行ったんですよ
他の人に自分のリード
伝わるかな。と」
「ほう、それで、どうでした?
うーん・・そうですね・・
相手は、自分のステップ知らない
訳ですよね。」
「自分のステップを知っている人に
仕掛けるのと
知らない人に仕掛ける・・
やっぱり、なかなか大変でしたね・・」
「捕まられたり、
もたれ掛かられたり
するじゃないですか・・・」
「そうすると、
とたんに、リードできなくなって、
撃沈しました。」
「男子は、そういった
ハプニングも予想して、
しないといけないんですよね・・」
「自分の仕事してくれないと
男性も大変なんだなぁ・・と
と、言うか内のパートナー
やっぱり、踊れるんだなぁ・・と
実感しました・・」
「少しぐらい捕まれても
何とか、持ちこたえられるもの
少しでも、不確定要素が来ると
出来なくなるもの・・」
「いろいろ、ありますよね・・・」
「そうですね。
基本のベーシックが、
きっちり踊れると
他の人とでも、通用するか
試したくなりますよね。」
「さすがです。
なかなか、分析してますね・・・」
男同士の会話ですが
これは、これで、
成り立っているところが
不思議です。
それで、
一応パートナーが心配しているよ
と言う切り口だったのですが
リーダーさんは、
ちょっと視点が違って(ずれていて)
他の人と踊ったときの
分析を
レポートしてきた訳です。
それで、やっぱり、
うちのパートナーは
自分の仕事ができているので
踊れているな・・・との感想で
満足してきたと・・・
のんきなもの、です・・・
納得・・?!
おい!!・・。違うだろ!!
安心してどうする??
ちっとも。一件落着じゃない!!
パートナーさん不安がってるぞ!
と言うか、
フリーダンスに行った経緯も
パートナーさんが、仕事で
どうしても練習出来ないとかで、
お休みした、らしいんですね
それで、リーダー
一人になって、
パートナーさんには、
「じゃあ、俺一人で練習に行ってくるわ」
とだけ言って
連絡したらしいんです。
それで、
パートナーさんは
てっきり、シャドーでもしているもの
と、思い込んでいたらしいんです。
リーダーさんは、
シャドーは、いつもしているから
(私がやれと、散々言うのもありますが・・)
せっかくだから、
武者修行してくるかと
一人でパーティー会場に、
練習に来たわけです。
ところが
パーティー会場に
パートナーさんの知り合いがいて、
リーダーさんが、単独で
踊りにきているもんだから
心配して、こっそりと
パートナーさんに、
連絡したらしいんです
リーダーさんが、他の人探しに
パーティー会場に来ていたよ。と・・
(誤解)・・・
(少し、おせっかい・・です)
そんな事とは、露知らず・・
リーダーさんはその武者修行の
練習の成果を
私にレポートしてきたと。
わかります?
この、すれ違い。
その1
「一人で練習してくるわ」
と言う意味の誤解
シャドーしていると、思いこんでいた
(意見・判断)
その2
パーティーに行っていた。(事実)
新しいパートナーを探していた
(知人の意見)と言う情報
その3
「パーティーに行く」と言う認識の違い
男・・、他の人に自分のリードを試す
女・・、他の人を探す
(どちらも意見)
付け加えると
女子のテンションの
落ち込み具合を
あまり感知できない
男ならではの「鈍感さ」
「一人で練習に・・・」
ではなく
「リードを試しに、パーティーにでも
行って来ようかな?」
と言えば良いものを
こう言う時って、どうしても
男は、言葉が足らないんだよな・・・
その後、会ったとき、
「あれっどうしたの?
体調でも悪い?
なんか、落ち込んでるみたいだけど?」
これ位の声。
かけても良いのにと
思う次第です。
うーん・・・・・
いろんなところで、
事実確認ができていれば
こう言うすれ違いが
無くなるわけですが・・・
とりあえず、
事情が、分かったところで
一安心・・・・
「自分の仕事してくれないと
男性も大変なんだなぁ・・と
と、言うかうちのパートナー
やっぱり、踊れるんだなぁ・・と
実感しました・・」
って、聞いて、
「えっそうなの・・」
と表情が戻る始末・・・
事実に基づいて練習
と、いつも言っていますが、
それに加えて、
もう少し、
言葉が足りていればと
うーん・・・冷静な
事実確認よりも。
「女」である部分が、
勝つんだよな・・・
と思いました。
えっと・・・・
誤解も解けたようなので、
レッスンなんですが、
そろそろ、始めましょうか?
だって、先生。もう時間が・・・
あはは。
だいぶ話し込んでしまいましたね。
あぁ、そうですね・・・
次のレッスン入ってないので
時間なら構いませんよ。
ちょっと、ずらす感じで。
今からですが、レッスンと言うことで
お時間は、大丈夫ですか?
はい。勿論です。
宜しくお願いします。
事実確認
事実と意見の分離
なかなか、難しいですよね。