高橋はるみ知事は8日、赤平市を訪れて高尾弘明市長らと会談し、2008年度に28億円を低利融資する支援策を正式表明した。財政健全化を取り仕切る職員も1人派遣する。高尾市長は知事に、これで財源確保策にメドが立ったと説明。赤平市の財政再生団体への転落は回避される見通しとなった。

 知事は会談後、記者団に「市の自助努力と我々の支援により、再生団体入りを回避するメドが立った」と表明。高尾市長も「計画通りなら、おおむね回避できる道筋はついた」と語った。

 道の低利融資は4月に実施。07年度の市立病院の不良債務(実質赤字)に相当する28億円を年0.5%の低利で融資する。市が現在払っている金利は年2%程度。病院の経営悪化を映して「金利は上昇傾向にある」(市財政課)。

 道の融資に切り替えることで安定資金を確保できるほか、4000万円程度の利払い負担が浮く。道の融資の期限は1年で、09年度は財政状況を踏まえて改めて検討する。