私はオールドスピニングリールが好きです。

中でも、Mitchell 408は大好きです。

でも、名機と言われ一世を風靡した308/408シリーズは2001年に世界から姿を消しました。

 

後継機種として出されたのが、300Xクラシックシリーズです。

本当はこの前に、908という308ベースのアウトスプールモデルが有りますが、

それは今回は割愛します。

 

300Xシリーズも、18年も前のものになり、オークションでも見る事は少なくなりました。

私も10年以上前にCaberasで、310XGを購入したことが有ります。

中身はアウトスプールの安価なAbu Cardinal シリーズとほぼ一緒で、デザインだけが

フランス製です。

久々にヤフオクで見つけて、衝動買いしてしまいました。

こんな感じです。日本のリールにすると1000番台ですね。

ハンドルはねじ込み式でアルミハンドルです。

ロゴはおしゃれでしょ。筐体の色は往年の308と同様黒ですが、材質は強化樹脂です。

面白いのはスプールで、ドラグの設定を変えずに、スプール交換可能です。

OFFの方にひねると外れます。

 

私の持っている60年代の408と並べて見ました。

似ても似つかない代物ですが、最後のフランスデザインです。

性能云々ではなく、エスプリの利いたデザインが消え行くMitchellの悲鳴にも

感じてしまうのは私だけでしょうか。