たまたま、与謝蕪村の俳句「菜の花や月は東に日は西に」を見かけました。

神戸の摩耶山で詠まれたというこの句。

菜の花で飾られた地球、茜色の夕陽に包まれた太陽、白く静かに輝く月、そしてその景色の一部となっている蕪村。

人も地球も惑星も、全ては繋がっているという、雄大な気持ちと安心感が心の中に広がりました。

最近はテレビやネット等で映像を手軽に観ることができるので、観たものに対しダイレクトに感情を動かすことが多く、自分の心の中で情景を思い浮かべることが少なくなった気がします。

俳句のように、少ない言葉から自分の心の中で想像力をつかって情景を浮かび上がらせ、ゆっくり自分なりの思いを巡らし感情を浮かび上がらせる。

映像が溢れる今の世の中にあって、こんなのんびりした感じ方もありだなと思いました。