題名 
巨大建築という欲望―権力者と建築家の20世紀
本01

この本は、先日大阪京橋のベロニカで行われたある人たちの大バースディパーティーが行われそこに参加させてもらったときにお聞きしたものです。

ある有名カメラマン[Nさん]と有名インテリアデザイナー[Kさん]の会話の中で
出た話題にこの本が取り上げられていました。

その大まかな内容とは、
建築にとりつかれてゆく権力者たち、
自らを売り込もうとする建築家たち――
建築と権力をめぐる人間模様、知られざるもうひとつの歴史・・・・・

「20世紀に権力を握った独裁者で、建設キャンペーンに乗りださなかった人物を探すのはほとんど不可能だ。ヒトラーからムッソリーニ、スターリン、毛沢東、サダム・フセイン、金日成まで、いずれもそれを実行している」。本書の著者スジックはそう書きます。確かに、建築模型を前に新たなビジョンを語ってみせる独裁者の姿は、容易に想像ができますし、実際そうした構図の写真は多く撮られたのでしょう。
 しかし、この傾向は、全体主義国家の指導者だけのものではありません。スジックは、資本主義社会における権力者たちも――大富豪や宗教者、歴代のアメリカ大統領までも――例外ではないことを抉り出します。
 そして常に、巨大建築にのめり込む権力者たちを陰で支え、ときには滑稽なまでに自らを売り込もうとする建築家たちがいました。有能な建築家とて、権力や財力のバックアップなしには、そのプランを具現化することはできません。監修の五十嵐太郎さんが、「建築史をひもとけば、それは必然的に権力の歴史となってしまう」と書く所以です。
 本書は、こうした巨大建築と権力をめぐる人間模様を独特の筆致でつづってゆきます。現代史の1ページとして面白い読み物になっていると同時に、昨今の都心再開発、上海やドバイなどの巨大開発を想起して現代社会を考える一助ともなる一冊です。担当編集者より

僕は、読んでいる最中です。
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