2023年7月25日、世界最大のバッテリーメーカーのCATLが2023年上半期の報告書を公表しました。売上高は前年比20.33%増の1,892億4,600万元、親会社に帰属する純利益は前年比207億1,700万元増の合計で達成されました。純利益はなんと年間153.64%も増加しています。
技術面では、CATLは上半期の研究開発費が前年同期比70.77%増の98億5,000万元に達したと発表しています。
動力電池に関しては、同社の非熱拡散技術電池製品がバッチで適用され、キリン電池が量産され車両に搭載され、包括的な環境下で電池寿命が1,000Kmを超えるCLTCモデルの発売に貢献しています。労働環境の改善と新しい凝縮物電池のリリースにより、当社の高い安全性と軽量化の範囲が拡大しています。さらに、4Cキリン電池の最初の発売プラットフォームとナトリウムイオン電池の最初のモデルを発表し、工業化を促進しています。
エネルギー蓄電池に関しては、当社のEnerOneおよびEnerC製品は引き続き大量出荷され、アップグレードされた製品EnerOnePlusは前世代の製品と比較してエネルギー密度と充放電効率の向上を続けています。寧徳時報は、長寿命、高い安全性、高効率などの利点を備えたエネルギー貯蔵製品のアプリケーションを促進するために、ゼロ補助ソースの光貯蔵DCカップリングソリューションを発売しています。
2022年6月23日にはCATLがCTP3.0キリンバッテリーをリリースしており、構造の変更により、同じ化学システムおよび同じバッテリーパックサイズの下で、キリンバッテリーパックの出力が13%増加しました。4680システムのエネルギー密度は255Wh/kgに達し、車両全体で1,000キロメートルのバッテリー寿命を達成できるようになっています。また、5分でのクイックホットスタートと10分での急速充電もサポートしており、極端な場合にはバッテリーセルが非常に早く冷却され、セル間の異常な熱伝導を効果的に遮断します。
現在、CATLのキリン電池を搭載したジクリプトン009、ジクリプトン001、ネザSなどの製品があり、アイデアルが4月に発売した純電気自動車は寧徳時代の4Cキリン電池を搭載した世界初の製品となっています。