前回、前々回の記事でケーブルの影響の大きさを再認識したことを書きましたが
過去にエフェクタボードを組んでいたときにもパッチケーブルに1本Belden 9395が混ざってただけで
苦手なサウンドになってしまってたことを思い出しました。
ケーブルも重要な音作りのひとつ。
そして結局のところ好みの問題。
前回の記事で手持ちのケーブルは好みに合わなかった。
では何を繋ごうか。
少し前に魔法の箱研究所さんがあげられていたギターシールド比較を見たときに気になったケーブルを入手してみました。
我らがサウンドハウスのプライベートブランド、Classic ProのハイエンドギターケーブルHGC。
ハイエンドモデルと言っても2mで1,400円と破格。
届いての印象としては、高級感は特に感じず「普通」。
プラグの締め付けが緩んでいたのが残念。
ハイエンドを謳っている割には値段成りの検品具合でちょっと残念。
取り回しについて、レビューで硬めと書かれているのも目にしましたが別に気になるレベルでは無し。
私の使用方法としては足元のエフェクタからアンプ間の接続用なので一度繫いでしまえば問題なし。
(厳密にはエフェクタ-エフェクタ間、ですが。アンプ上のBP-1wに繋いで使用)
あくまでメインはBOSSケーブルであって、それを基準に音作りしてますので
アン直でのBOSSケーブルとの比較などはしておりません。
今の接続としては「ギター → CONSPIRACY THEORY → BP-1w → KATANAアンプ」となっており、
それぞれの間で使っているケーブルは
•ギター → CONSPIRACY THEORY : BOSS BIC-P
•CONSPIRACY THEORY → BP-1w : ★
•BP-1w - KATANAアンプ : Ex-pro FA
となってます。
今回Classic Pro HGCケーブルを使うのは★のところ。
Loweケーブルから替えてコードをジャカジャーンと鳴らして、「あ、聴き慣れた音だ」となりました。
Loweケーブルでの音作りに試行錯誤していたのがあっさりと解消、、、音域、音の粒感がBOSSケーブルだけのときとほぼ変わらずに出てきました。
HGCケーブルを繋がなかった( =CONSPIRACY THEORYを繋げなかった )ときとHGCケーブルを繋いだときとでアンプ設定を変えずに比較してみると
HGCケーブルを繋いだときのほうがミドルが若干あっさり、艶感はHGCケーブル無のほうが感じます。
少し音が細くなったのでGLOBAL EQ(パッチ全体に効くEQ)で500Hzを0.5上げて調整。
Loweケーブルの場合は500Hz前後を下げる方向で調整していたので真逆の方向性、、そりゃ音作りも悩むはずだ。
今回のギターケーブル選びの目的としては”繋いでいないときと極力音が変わらないこと”ですので大正解^ ^
魔法の箱研究所さんの動画で気に入った理由もBelden9778と方向性が近かったから。
結局は好みの傾向を探せるのかが重要なので、弾き比べの中に9778があって助かりました。笑
では弾き比べ動画でも。
Loweケーブル
HGCケーブル
実際に弾いているほどの差は聴こえませんね、、。
ローとハイの出方に違いがあるのが伝われば幸いです。