RogersとLudwigをピカピカに!! | ドラムテックのブログ

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今回はスネアドラムのオーバーホールの作業内容

知り合いのプロドラマーの方からお預かりし自宅にて行いました

まずは昨日行ったRogers
1964年代のヴィンテージ



最近はヴィンテージの相手ばかりなので光栄でございますww

ラグからストレイナー・チューニングボルト・内側のミュート機能やバット部分まで全て当時の部品

フープだけYAMAHAのウッドフープを使っているようです



まず問題が2つあるので改善してほしいとのこと

1つ目はフープにあるYAMAHAのロゴを消してほしいとのとww

2つ目はウッドフープにしたことでストレイナーのレバーがフープに引っかかってしまうのでスペーサーをかませてほしいとのこと





確かにこれじゃ操作しづらいですね

では早速作業開始





ラグなど全てのパーツを取りはずしました

ここで注意!!

よくシェルのエッジをそのまま床や机においてメンテナンスしているリハスタの店員さんを見かけますが、エッジが傷ついてしまいます
必ず布などの上に置いて作業しましょう!









まずラグの表面の汚れを落とします







こんな感じです







同じくストレイナーもクリーニング









綺麗になりました!

さて問題のフープに引っかからないよにするには

まず自作のスペーサーを作成



そしてたまたま持っていた薄いワッシャーを装着





スペーサーと本当は内側にあったワッシャーを外側に取り付けました
ここの作業で少々苦戦しましたが、いい経験になりました

そしてチューニングボルトもクリーニングして組み立てて確認





見事引っかかる事はなくなりました!

そして最後にYAMAHAのロゴも消しましたww



YAMAHAさん、申し訳ありませんww
クライアントの指示でしたのでw

という流れでRogersのオーバーホールは完了!

行った内容はラッグから全ての部品を分解して、クリーニング・ねじの増しじめ、グリスアップ・スペーサー作成・組み立て・チューニングといった内容です。

とくに壊れていたところやパーツ交換が必要な箇所はありませんでした。

おっと、スネアサイドのヘッドも交換しましたww



さて次は先日行ったLudwigのスネアのオーバーホール







Ludwigのスープラ

浜辺で使っていたらしく、潮風の影響を受けた感じです

Rogersと同じように分解・クリーニングします!











チューニングボルトナットのクリーニング









ストレイナー

チューニングボルトもクリーニングして組み立て、最後にシェルを軽く拭いて完了







行った内容はラッグから全ての部品を分解して、クリーニング・ねじの増しじめ、グリスアップ・組み立て・チューニングといった内容です。

これにてLudwigとの死闘も終わりましたww

LudwigやRogersなど自分の好きなメーカーの楽器を触れて楽しかったです!

なによりクライアントが喜ぶ姿を見るのがなによりも嬉しいです!


おまけ

人間1人と同じようにスネアドラム1つにも様々なドラマがあります!

自分もいろんな人の支えがあって生きて行けてることに感謝してこれからも精進して行きたいと思います!!