◇東小結で迎えた名古屋場所初日。


稀勢の里寛


対西横綱・白鵬!

最近5連敗中と以前よりも厳しくなってきている相手。

勝って大関とりへ足固めの場所を幸先の良いスタートにしたいところ。

いつも通り仕切りから気合い満点の表情。
体の張りも先場所に比べて、筋肉が盛り上がって良い感じの稽古が積めたのではないか。
今場所のポイントに挙げた立ち合いの「圧力」はどうだったか?


立ち合い。白鵬が右張り差しにくる。稀勢の里が右上手を引いて、左の差し手争いになる。
差し負けて横綱十分の右四つ、もろ差しを許す。
右の上手を切られ、土俵際で突き落としに行こうとするも、白鵬の落ち着いた盤石の寄り身に屈する。

前半、右上手を引いたところまでは、見せ場十分でひょっとしたらと思わせたが、右を差された時点での、対処法が見い出せないまま寄り切られた。
最後は防戦一方になったが、決して内容が乏しかったわけではない。
右上手を引いた時の寄り身は良い感じだった。
強いて敗因を言えば、横綱の実績からくる余裕と、「まだまだ俺は負けない」と言った気概がうわまっていたのにすぎない一番ではなかったか。

決して、この一番を見て地力が付いてないとは思わないし、大関へ 暗雲が垂れ込めたとも思いません。

右上手を引いた時の寄り身は非常に力強かったし、場所直前までの稽古量を如実に表していると感じました。


この一番を明日への糧として、気持ちを切り替えて、2日目の大関・琴光喜戦に挑んでもらいたい。

その琴光喜の初日はスピードあり、落ち着きがあって非常に内容が良かった相撲でした。

会心の相撲で場所前の好調通りのスタートを切ったと思います。

稀勢の里関の好不調を計るには格好の相手だと思います。


ポイントは、左の差して争いと見ました。右四つ十分の大関の右をいかに封じ込めるかが、この相撲の勝負の分かれ目だと予想します。

封じ込んで左四つの形になれば、稀勢の里関に勝機がぐっと近づくように思います。


22歳、初白星へ!

明日2日目も稀勢の里関の取組を携帯ワンセグで応援&分析したいと思います。

その分析したことを今場所もこんな感じで書いていきたいと思いますので、みなさんも稀勢の里関の「情熱」に酔いしれて行きましょう!


ではではこの辺で寝たいと思いましたが、なんだか飲みたくなったので、仕事帰りに地元の馴染みの焼き鳥屋さんで一杯ひっかけて帰りたいと思います。

まず生ビール!

稀勢の里関の今場所初勝利を祈ってカンパーイ!!


最後に愚痴を一つ。せっかく携帯でこのコラムを書いてたら文字数が多すぎて途中までしか入らなかった…。

携帯でのブログは使えない…怒り。