今日もこの時間帯に帰宅して風呂に入ってじっくりとブログを書きます。


 携帯ワンセグで録画して稀勢の里戦を観戦。最近良くワンセグを利用するので、その価値がわかってきた。明日以降もどんどん利用していきたい。


 春場所、中日8日目対鶴竜戦。


 寄り切りで破り4勝4敗の五分に再び戻す。


 今日から残りは上位以外との対戦。一番一番負けられない相撲が続く。


 仕切りからいつも以上に気合いが入っていた。最後の塩で顔を二、三回たたく。


 立ち合い。少し呼吸が合わない。右張り差しからすぐに「左四つ右上手」の形になる。踏み込みが素晴らしかった。今場所一番の立ち合いではなかったか。寄って出るも、上手は一枚廻し(最近良く見る光景、クセにならなければいいが)で土俵際で体を入れ替えられる。少しひやっとしたが、持ち直し左からの「ハズ押し」で鶴竜の上手を切って万全の体勢で寄り切る。


 今場所、ともに3大関を破っている若手のホープ同士の対戦に取組み前からドキドキした。


 今日の勝因は、立ち合いの「踏み込み」と「左の使い方」が実に上手くなっていることか。


 さらに、下位には実に自信を持って臨んでいる。今日の一番を見る限りでは、伸びてきているとはいえ、鶴竜との地力の差が顕著に表れていた。稀勢の里が一枚上手に見えた。


 二人にはどんどん、切磋琢磨してもらって、大相撲を盛り上げてもらいた。二人にはそれだけ大きな期待を持てる雰囲気があるように写る。


 明日(17日)は新小結・豪風戦。立ち合いの変化に要注意。呼吸を上手く合わせて、頭を下げすぎずにつかまえればあまり苦労しないで勝機がやってくると思うが。

 波に乗るためにも大事な一番になるので、勝ち急がず自分の相撲を取りきってもらいたい。


 余談ですが、大相撲中継の正面解説に元千代の富士の九重親方が出ていた。


 久しぶりに肉声を聞いたが、実にはきはきと分かりやすく重みのある言葉を発していた。

 稀勢の里についても、左で上手を切った内容にはお褒めの言葉。ただ、立ち合いの右張り差しには理解を示すも苦言を呈していた。

 まぁ、苦言といっても稀勢の里の実力を認めてるからこそのアドバイスか。それにしても31回もの優勝を誇る国民的な横綱の発言には非常に重みを感じるし、納得させられる。

 その期待に応えられるように一番一番全力でとりくんでもらいたい。


 余談2!

 「正攻法」の3力士が今場所は幕内で大活躍している。

 稀勢の里はもちろん、21歳の栃煌山は連勝は7でストップしたが、前に前に攻める相撲が印象的。もう一人は二場所元気がなくて大負けし下位に落ちた錣山部屋(元関脇・寺尾)の豊真将。

 前傾姿勢から早い攻めの相撲が目立つ。元気もあって実にさわやかで気持ちが良い。


 大関が不甲斐ない今場所。ストップザ・朝青龍、白鵬のためにも、この3力士にはさらなる飛躍を望みたい。


 気概を持った若手よがんばれ!!! そして、大関とりへ!


 では、この辺で記念すべき10回目の稀勢の里ブログを明日に引き続きたいと思います。


 明日、出勤すれば休みなのでいつも以上に気合入れて働きます。


 9日目も携帯ワンセグでいつも通り録画して観戦します。