熱帯魚雑誌の月刊アクアライフには魚の飼育法やレイアウト例やちょっとセクシーな投稿コーナーだけではなく熱帯魚の棲む現地に出向いてあれこれ生き物を観察したり釣ったり採集したりするレポ記事というものがあるんですが、十数年前、どの号だったか、南米かどこかのレポ記事にすごい植物が載っていました。
「妖艶な赤の花。現地名は『娼婦の唇』の意味」みたいな解説文とともに写真掲載されていたその植物、当時はそこまで興味もなく、へー珍しい花があるんだなとしか思っていませんでしたが、「女体のパーツを模した人外」が大好きになってしまった今、そういえばあの花めちゃくちゃエロかったな……と急激に興味が沸いてきました。
ということで改めて調べてみると、その植物の学名はPsychotria poeppigiana。英名ではホットリップスとか呼ばれている模様。ぜひ検索していただいてそのエロさを知っていただきたい植物なんですが、あんまりにエロいんでこれ自宅で育てられないのかな?と探してみるも、どうやら秘境でおなじみのコスタリカ近辺に生息しているらしく、その稀少さゆえに売っているお店が限られているうえ値段も手が出せないほどではないにしろかなり高く、そもそもほとんどのところで品切れ状態。
諦めずにいつかは育てたいと思っていますが、もっと俺みたいな一般人でも気軽に買えるエロい観葉植物ないのかな? といろいろ探してみたところ、ありました。
それがこれ! ガジュマル様!
「幸福の木」という商品名で売られていることもあるポピュラーな観葉植物です。上記のような思考を経て、3月の頭に購入してました。画像もそのときのもの。
このガジュマルという植物、葉っぱの部分はよくある一般的な固めの葉という感じで、特にエロの要素は無いんですが……
この幹の部分がすごい! 見てくださいこのエロティックな膨らみ!!
女体の尻を連想させるこの丸みとボリューム感……こんなエロい植物が数百円で売ってていいの!?
二つの尻が絡み合っているようなゾーン!
エロの抽象画でこういうのありそう……
こんなエロい植物が生えてる地域があるのかよ……と思ってしまいますがもともとこういう形の植物なのではなく、接ぎ木をした結果このような形になるとのこと。エロい形で自然に開花している「娼婦の唇」と違ってロマンはありませんが、人の手が加わったことにより人を魅了する形になった植物、と考えるとむしろエロいですね。
膨らみ方はランダムなので、ただ太くなっているだけのものやタコの足のように多く枝分かれしているものなど個体ごとに形状が大きく違います。なので全部が全部エロい形になるわけではないんですが、たまにとてもセクシーな形になる模様。この2鉢もお店に並んだいくつかのガジュマルの中から「これは…!」と感じた個体をチョイスして購入したものです。
ここの部分なんかも尻っぽさ全開で正直興奮を禁じ得ません。もうこれリアルドリアードとかリアルアルラウネとか言っても過言じゃない!
ここなんか「尻とふとももの段差」までうっすら見えてくる感じ!
『シャンティ 海賊の呪い』という探索型横スクアクションゲームがあるんですが(switchでDL販売もしてます)、中盤に女体の影の集合体みたいな超エロいザコ敵が出てきまして、それと似たようなエロさがありますね。
尻の谷間にダイアクロン隊員などをあてがってみると、ジャングルの奥地に女体を模してオスを誘う謎の巨木を我々は見たごっこができて没入感MAX! 隊員の一人がその巨木の色気に負けてしまい永遠に生気を吸い取られる外付けエネルギータンクと化してしまったのだった……とすてきなオチなど付けながら世界に入り込めますね。
日光に当てるとその陰影が強調され、妖艶さが更に増します。
家に帰るとこのエロい尻が待っていてくれている……それだけで日々の生活に気力が湧いてくるというもの。
育てるのもそこまで難しくないらしく、レースのカーテン越しくらいの日光当てつつ毎日霧吹きで葉水あげて土が乾いて数日したら水あげて……でOKとのこと。その環境をおおむね守りつつ育ててます。
で、こちらが購入から二ヶ月とちょっと経った現在の状態。枝葉が広がった感じになりました。順調に成長しているのか、水草みたいに光量不足で伸びてきているのかはよくわかりませんが、ひとまず元気ではある模様。
まだ剪定とか植え替えとかは一切行っていませんがそのうち必要になってくるかも。観葉植物については完全に素人なので育て方を調べつつの手探りでやってますが、とにかく健康でいさせてあげたいですね。
というわけでガジュマル様の紹介でした。
エロい形の植物育てたい!という人や、部屋にエロフィギュアや女体オブジェ置きたいけどハズカシイ……という人は、コロナ状況やお店の混雑加減が落ち着いてしばらくしたら園芸店などを訪ねて股間にピンと来る形のガジュマルがないかどうか探し出してみるのもいいんじゃないかと思います。初夏には観葉植物の入荷も増えるので自分も折を見てさらに集めていくかもしれません。ちなみにガジュマル様は床に置いてしまうとそのエロい幹の形状が観察しづらくなるので視線の高さの台などに置いたほうがそのエロさをいつでも堪能できます。エロ目当てで部屋置きを検討している方がいましたら置き場所をイメージしてみるといいかもしれません。床置きのほうが光は当てやすいんですが。
では!











