ストロングアーム 激流アーマー! 前編 | オーシャンズロデオ

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女性型や海洋系のトランスフォーマー玩具! 歴史大戦ゲッテンカ!
※amebloの仕様変更&自分の管理不足により、コメントを頂いたことに気づきづらくなっております。そのせいで長期間スルーしてしまうことがあり、申し訳なく思っております。改善する予定です。

 単体変形! マイクロン武装! アーマー装着!!

 プレイバリューたっぷり系女子、ストロングアーム激流アーマーのレビュー前編です。

 

 

◆トランスフォーマーアドベンチャー マイクロンの章 TAV52 ソートゥース&ストロングアーム 激流アーマー

 

 海外版のミニコンウェポナイザーに続いて国内でもアーマーストロングアームが発売!

 すでに出ているバンブルビー隊長などと同じシリーズの商品。ストロングアーム本体と、マイクロンのソートゥース、そしてクリアパーツのアーマー。この3点セット品です。ですがこのストロングアームは、すでに出ている4人とは一味違ったセットとなっています。どこが違うのかは後述。

 

 パッケ裏には新規で活躍イラストが! これはさりげなくめちゃくちゃ豪華な仕様。

 付属マイクロンのソートゥースはストロングアームのパートナーマイクロン(羨ましすぎ)となっており、サメ系であるソートゥースに合わせてか舞台は波が打ち寄せる浜辺になっています。これのおかげで、ストロングアームのアーマーが水属性の激流アーマーであるのはカラーリング的な理由だけじゃなく、浜辺を踏破できる4WDの彼女だからこそソートゥースに出会うことができたために激流アーマーの装着が可能となった……なんて背景も見えてきたりして楽しいイラストです。

 

 開けて、まずはストロングアーム単体のロボットモード!

 先に出ていたウォリアー版と比べると四肢が細めで、クール&スポーティーな印象! 女性体格のミソである「二の腕の細さ」と「ふとももの丸さ」が見事に表現されたボディバランスです。一方でこれもまた重要な要素である「肩幅の狭さ」は残念ながらウォリアー版より一歩劣る感じ。ですがストロングアームというキャラはもともと女性としては肩幅広めなデザインなのでそこまで気にするものでもありません。

 手が握りこぶしではなくC字の開き手になっているのも女性らしさが感じられるところ。

 

 後ろから。背中にひっついたルーフにボンネットを重ねているのでガワは少なめ。

 サイドウインドウが羽のように配置されるのが劇中どおりでかなりナイス! ウォリアー版も位置は同じでしたがこちらのほうが角度がいい感じ。小さくて目立たないのが惜しいくらいですw

 そしてこの尻をごらんなさいあなた。まろやかな丸みを帯びつつ筋肉の張りも感じられる尻が丸出しです。タカラトミーは我々にこんなものを買わせていったいどうしようというのでしょうか。

 腰ブロックの後ろには肉抜き穴があるもののサイズ的にそう目立たないので、後ろから見たときの「尻感」がウォリアー版より強いのが嬉しい!

 

 横から。前腕には車のサイド部分がそのままくっついてます。この角度からでも腰のくびれとふとももの丸さがわかって最高ですね。

 

 正面から。

 もう顔から下に見ていくと、胸!腹!尻!がまさにボンキュッボンといったところ。こんなエロいおまわりさんがいるか!

 画像で見ると肩アームの長さがちょっと目立ちますが手にとって遊ぶさいにはそこまで気にはなりません。

 

 顔アップ。この大きめの目に厚い唇! キュートさと色気が同居していていい感じ。

 このサイズでありながら眉毛と睫毛もきっちり造形されてます。さすがに塗られてはいませんが、ヘルメットのフチどりの時点で塗装は十分。

 

 そしてこの面積たっぷりの胸!

 胸の間にシールがあるぶん、両胸がかなり離れてしまっていますが、よくよく考えればパイオツというものは寄せない限りはそんなに谷間とかできないと思うのでより自然な胸の造形になったといえるかもしれません。

 そして何より胸の間にコードを隠し持っているというエロさ! お色気担当のキャラが胸の間からカギとかカードキーとか取り出すシーンはよくありますがそれです。重要な情報を胸の間に隠し持つ女! まあトランスフォーマークロニクルには対応してないらしいんですけどね。

 

 そしてこの腹!

 ウエストが搾られながらも薄く筋肉の張った感じのするこの腹、筋肉質なグラビアモデルのようで非常にセクシー!

 そこに国内版お得意の細かい塗装が加えられ、金属生命体としてのボディのいやらしさがエンジン全開で表現されてます! 思わず出動することうけあい!

 

 そんでもってこのふともも!

 ウォリアー版のふともももミチッと張り詰めていて最高でしたが、その角ばった感じをおおまかに残しつつも全体的に丸くなりツルッとしたこのふともももマジで最高です。成型色が艶やかな黒になっていて光をよく反射するので見た目のやらしさが増し増し! 青い腰ブロックと膝下パーツに挟まれているおかげでふともも丸出し感も強め! こんなエロ玩具がトイザらスやヤマダ電機に売ってるなんて……

 

 海外版と比較。

 足すべきところに足されたという感じ! 頭部の塗りわけは元より、上半身周りのホワイトや腹回りのシルバー&ガンメタルが露骨。胸の間のシール部分も黒で塗られてます。

 頭部はともかくとして、海外版の青一色の胴体はこれはこれで競泳水着っぽくて大変よろしいかと思います。

 

 ウォリアー版と比較。

 やはり腰幅に対する肩幅が広くなったせいでオンナのカラダ感が減ってしまったのはもったいないですが、ふとももの丸さや腕のスリムさなどでトントンといったところ! 体格・骨格の女性らしさはウォリアー版、パーツごとの女性らしさはアーマー版、という感じです。

 また前腕のガワを巻きつけていないので手先の風通しがよくなったのもいい感じ。あと腰ブロックが青くなったおかげで黒いふとももが強調されるようになったのも非常にスケベ!

 

 可動は海外版の記事で詳しくやりましたんで今回は簡単に。

 上半身は、首が軸で左右に、肩アームが上スイング、肩がボールジョイントで、上腕前後スイング、肘ボールジョイントといった感じ。

 構造としてはEZコレクション版に首関節と肘関節を足したもの……に近いです。

 

 肩アームを上にスイングさせられるのが非常にダイナミック!

 バンザイではなくきちんとワキを見せる形で腕を上げられる、これほどまでに嬉しい可動はそうそうありません。

 

 この肩アームは可動というよりあくまで変形用の関節なんですが、変形関節でありつつワキ見せポーズもとれるように作られたものなのでは……と思わず考えてしまいます。タカラトミーの技術に感服しつつ目の前の玩具で眼福。

 

 腕を内側に持ってくる動きは苦手…と思いきや、肩ボールジョイントの切り欠きと上腕スイングを利用すればなんとか可能!

 たったたた隊長! 胸ばかり見ないでください! という動きもやってのけるぞ!

 

 脚の付け根はボールジョイントでグリグリ動きます。

 横にも水平まで上がるので、その場キックもお手のもの!

 

 職務のためならこんなおっぴろげポーズもこなすぞ! ボリューミーなボールジョイントが丸見えだ~っ!!

 わかる人にはわかると思いますがこうするといわゆる「前から見えるお尻」が出現するので、ほんとふともも裏というか尻の造形は人体の構造をしっかりと踏襲しているんだなと感心いたします。アニメイテッドあたりから本格的に取り入れられた(と思う)人体的、生物的なたたずまいがこんなところにも地味に施されているんだなあとしみじみ思いながらストロングアームの開脚ポーズを眺める時間は至福でございます。

 

 膝は軸で可動! 両膝立ちセクシーポーズもいけるぞ!

 ボールジョイントではなくロール軸も無いのでここがもっと外や内に動かせたら、と思う時もありますが、そのぶん膝をまっすぐにする時とそれを外すときのカクンという感触が心地いいものになっています。触って楽しめる系女子!

 

 ロールが無いとはいえ付け根のボールジョイントで多少は補えますし、膝そのものは変形の都合でめちゃくちゃ深くまで曲がるので、ポーズをつけて遊ぶ玩具としても普通に楽しめます。

 

 正座もできるので、オプティマスプライムのありがたい話も聞くことができるぞ!

 

 足首は簡易クリックで伸展と屈曲が可能! 脚を前後に広げた際の接地に貢献します。

 上でやった正座ポーズや膝立ちポーズもこの足首可動のおかげできちんと接地できていたり。

 

 というわけで可動は全体的にはいい感じ!

 えっココ動かないの?という箇所もありますが逆にええっココこんな動くの?という箇所も。肩のあたりは動くというよりは変形関節の組み合わせで色々できるという感じなので、ストレスフリーにポージングしたいという人よりも工夫してポーズをとらせたいという人向けかも。そこまで癖があるわけでもないですが。

 キミもお家でストロングアームに色々なポーズをとらせて遊ぼう!

 

 そして付属のマイクロン、ソートゥース!

 パッケージには「シャークタイプ」とあり、手足の生えたサメのようなエイのような、とにかく軟骨魚類のバケモンという感じw なにか企んでいそうな目つきが保護欲かきたてられます。

 このソートゥース、同シリーズのアイアンジャムやバリサンダーのような球体には変形しません。何に変形するのかというと……

 

 武器に変形! そしてストロングアームに持たせることが可能!

 

 この「変形して武器になったパートナーマイクロンを装備できる」というのが、これまでに出た4種類のアーマーセットと大きく違うところ。今までの4種も手にマイクロンを持たせること自体はできましたが、何かよくわからない物体でしたw このストロングアームはソートゥースが武器に変形することで、よりマイクロンと本体とを絡めて遊びやすくなってます。

 後編で紹介しますが、もうひとつの付属品であるアーマーも本体とマイクロンどちらにも装着できるようになっており、セット品としての魅力は以前のものより高め! 球体マイクロン同士での統一感はなくなっちゃってますが、遊びの幅はかなり広くなってます。

 

 ソートゥースはサメキャラらしく海をイメージさせる三叉の槍になるというのも気が利いていてナイス。説明書にはソードモードって書いてありましたけどw

 

 ソートゥースの水の力で、戦え!ストロングアーム!

 

 ソートゥースはグリップを引き出すことによりガンモードにも変形可能!

 ただこの形態はストロングアームの肩アーマーとめちゃくちゃ干渉するので画像のように肩にかついだ状態でしか持てません。説明書にもそうするように書いてあります。

 

 銃というより肩キャノンのような、一発がデカい主砲みたいな印象。

 凝縮した水を一気に噴射だ! 俺もストロングアームの噴射浴びたい! と思ったらこれソートゥースの噴射だった! いやでもソートゥースが女性でないとはどこにも書いていない……いやしかしまさか……

 

 ソートゥースの性別は不確定ですが、女性キャラとそれより小さい男性キャラのセット品というのは個人的に非常にそそられるものがあり、ほんと現代に生まれてよかったなと実感するばかりであります。

 

 大きさ比較。EZコレクションとウォリアー版の中間くらい。クラスでいえばスカウトとかそのあたり。場所もとらず紛失の心配もないお手ごろなサイズだ!

 

 EZフィクシット、アーマーバンブルビー、ウォリアーグリムロック、ウォリアーオプティマス(海外版)と並べるとこんな感じ。アドベンチャーは色々な大きさの玩具が出ているので劇中での比率を玩具で再現しようとすると選択肢が多くて楽しいですねw

 

 そしてトランスフォーマーなのでもちろん変形!

 変形機構はEZ版に非常によく似ています。gifは海外版の記事を。

 

 ストロングアーム、ビークルモード! おなじみ警察仕様の4WDに変形!

 自分このストロングアームのビークルモード大好きなんですよね。女性でありながらこの角ばった迫力あるボディ。人間の力では太刀打ちできなさそうなこの雰囲気が、女性型TFの「女性といえども人間よりはるかにデカい異星人」という面を象徴しているかのようです。『変形ロボ娘』と『巨大娘』の2つの属性を端的に表していて、そのあたりに強い魅力を感じるのかもしれません。

 

 後ろから。まさに箱!というリアの形状がたまらないガッチリさ。フェンダーから繋がるリアバンパーの段差が、ガッチリさの中の繊細さを表しているかのようでドキドキしますね。

 

 横から。海外版に比べサイドがややカッチリしませんが個体差かな?

 

 この重厚なフロント! 形状の再現もさることながら、バンパーがガンメタで塗られ、グリルも銀とガンメタで塗り分けられているのがすばらしい。中央のオートボットエンブレムもきちんと造形&塗装されてます。ただでさえ迫力のある造形にこの細かい塗装が乗り、小サイズながらもかなりの存在感。ゆっくりと徐行で近づかれてみたい!

 

 リアには塗装が無いもののモールドは劇中に忠実!

 トランク部分はロボットモードのスネなので2つのなだらかな山のような形状になっており、「四角い装甲をまといつつも尻だけ丸出し感」のあるビークルモードとなっています。

 

 特徴的なのがこの増設されたようなサイドステップ部分。このパーツがあるストロングアーム玩具はこの激流アーマー型だけとなっています。よりオフロード感が出ていい感じ! 何より人が乗り込むための設備というのがわかり、はぁ~~~ストロングアームの中に乗れますように……と流れ星に願いをかけずにはいられません。

 

 感動したのがこの(画像中央の)ヒンジ部分。これはボンネットの可動軸であるとともに白成型のルーフパーツと青成型のロボ胴体パーツをつなぐ部分でもあるんですが……

 

 ボンネットを下ろすと、その白と青の成型色がまるでボンネットの塗装の続きであるかのような配置になります。

 これによりビークルモードでヒンジが見えてしまう問題も解決でき、さらに塗装箇所も2パーツではなく1パーツに抑えられるという、地味ながらもすごい工夫。こういうの本当にすばらしいと思います。

 

 足首が変形してできたリアウインドウ。ルーフとツライチになってカッチリハマってる感じが実にいい! 残念ながら塗装はありませんが、ここはロボットモードだと隠れる場所なので黒く塗ってみてもいいかも。

 

 海外版と比較! もはやサンプル品のような印象w

 ストロングアーム玩具の海外版はビークルモードが非常に白いことが多いですが、膨張色ならではのタップリ感が出るのでこれはこれで別腹!

 

 横から。国内版はサイドウインドウもきちんと塗られてます。嬉しい!

 ただ国内版は前輪のハメ込み用のツメが白くて目立っちゃってます。あれ?なんで海外版は黒いんだろう?と思ってよく見てみたら、海外版これもともと白いツメをわざわざ黒で塗ってるんですね。これはこれですごい気の利き方!

 

 塗装のほかにも、青の成型色そのものが結構違います。

 デジカメだと伝えづらいですが……

 

 ホワイトバランスを変えるとこう。国内版(左)は鮮やかな青、海外版(右)はほんの少しグリーンがかったオーシャンブルーといった感じ。

 

 ビークルモードでのギミック……ではないですが、変形のおかげで窓だけ開けますw

 劇中での変形は窓をガルウイング状に開閉するのが特徴なので、角度は違えどなんとなくの雰囲気で再現できるのは嬉しいw

 

 ルーフのネジ穴は5mmではなくやや狭め。ですがソートゥースのハイパーサージ用ジョイントがうまいことすっぽり入れられます。

 ストロングアームのパートナーってだけで羨ましいのに棒と穴がジャストフィットとかもう俺生まれ変わったら人間らしい暮らしできなくてもいいんでシャークタイプマイクロンになりたいですね。

 

 ソートゥースが劇中に出るのかどうかはわかりませんが、雰囲気からするになんとなく出なさそうw 出たとしてもストロングアームとはなんの関係もないキャラだったりしそうですw

 ですが玩具ではパートナー設定! パッケ裏のイラストからイメージすると、なんか海辺で出会ったりしたんじゃないでしょうか。

 

 ソートゥースマジで羨ましいですね。ほんと。マジで。

 

 ひとまずこのへんでいったん区切り。

 後編ではアーマー装着ギミックなどを紹介します。

 では!