長野マラソン2009 | きんの日記

長野マラソン2009

 今年も長野へ行ってきた。4年連続参加で9回エントリー8回出走である。10回エントリー者はシルバーゼッケンを貰っていただけに残念。

 前日は古いホテルで暗く、テレビもあまり面白いのもなく、野球もサッカーも散々だったので21時半に眠ってしまった。さすがに1時前に一度目が覚めたが、また眠ってしまい6時20分近くまで9時間近く眠った。朝食は松屋の牛めし大盛400円を食した。ある程度食べておかないと空腹でばてそうだから食べておいた。

 スタート地点では用を足して、ゼッケンとかはセットしておいたのですぐ着替えは終わり荷物を預けてスタート地点へ。朝から14度という高さに警戒したがもう逃げられない。

 高橋尚子さんの激励で始まったスタートであったがスタート地点まで3分を要するし、スピードも出ないので精神的に一番しんどいのがスタート3キロ位である。結局3キロ15分近く要したのでこれはまずいと4キロから5キロまでは4分半でダッシュして24分36秒で5キロを通過した。全くひどい走り方である。

 5キロ過ぎると善光寺の脇を過ぎるので御開帳で賑わっている寺の脇を過ぎる。とても沢山の応援があって嬉しい。駅近くまでの下り坂は力を使わずペースを上げてもスタミナを消耗しないようにして省エネに徹した。皆早いので無理についていくのは避けた。とにかく前半はスピードセーブで行った。アイスホッケー会場だったビックハットが10キロだったが48分40秒と24分ちょっとと一番早いペースだった。これでも抑え気味だったがランニングマシンで高速練習ばかりしていたのでどうもスローペースに違和感がある。温度も高いので給水所は全てドリンクを補給した。15キロまではエムウェーブを目指す展開だが力を入れたり外したりでタイムが動くが4分55秒前後だった。エムウェーブ周回はとにかく沢山の応援があって楽しいが以前の26キロ地点時代と比べると余力があって気軽である。20キロまでも同じようなペースが続いたが五輪大橋はいつ走っても単調でしんどい。山並みがとても美しいのには感動したがのんびりはしていられなかった。ハーフポイント1時間43分で過ぎたのでかなりのハイペースで足が止まるのではと警戒しながらもいままでのペースは維持した。

 25キロまでは走りやすかったので順調に進み、30キロまでは多少のアップに苦しめられてペースが落ちたが2時間27分を切る好タイムであとは粘り込みと思っていた。残り10キロ過ぎればいつものトレーニング距離なので楽になると睨んでいた。32キロも順調に過ぎ、33キロ付近で高橋尚子選手とハイタッチをして元気をもらったので粘りがでた。暑いのでスポーツドリンクと水を両方補給し、給食のバナナも有難く頂いた。

 3時間26分30秒前後なら新聞に載るタイムが3時間半切れるからこの辺りを目指して走っていった。ペースが維持できれば問題ないが例年35キロ前後はペースが落ちるのでどうなるかなと思ったが、残り5キロでますます気合が入るし、以前のコースと違って、39キロ辺りでアップがあったのが無くなったので楽に走れた。40キロを3時間15分40秒なので何とかなりそうと思った。そうしているうちに3時間半のペースメーカーを抜いたのであとはダッシュのみで余力を残していたらしくここからが最速となっていた。そうしていると3時間35分50秒でゴールし、新聞タイムも3時間半を切れたので後で記録が載る新聞を購入しておいた。

 今年の新コースはとても走りやすかったし、各ランナーいいタイムがでていたようである。以前のコースの30キロ以降は辛かっただけに今回は良かったなあ。ゴールしてからスタンドで少し見ていたが3時間半と4時間過ぎのゴールの景色はかなり違っていた。4時間は走るのを楽しんでいるようだが、3時間半は自己との戦いのようだった。自分自身も10年前の1回大会は4時間2分だったのでよく分かる。3時間半を切る目標を達成してしまったので今後はどうしようか。加齢と戦いながら自己ベストをもう少し目指してみようと思う。昨年3時間半切り失敗のリベンジは果たしたがレースレコードが7分半も早くなるのもびっくりである。また来年も走りたいし、ここを走るのが生きる証しのような感じがしました。