日本に恋するハイジ | 1500mのスイス、雲が足下に浮かんでいる。

1500mのスイス、雲が足下に浮かんでいる。

エンガディン地方の標高1500mの小さな村で、2人の子供たちと暮らしています。
ADHDという発達障害を持つ私と息子。ASDでキューバ人の元夫も、たまに登場します。
そして娘はASDそれともHSP?!2019年、新たな展開が‥笑

海外に住んではや22年‥かな? 娘の歳とほぼ同じなので、結構わかりやすい。笑 日本が嫌で嫌でというより、日本での社会生活に適応してこの先何十年も生きていく自信が全くなかったので、逃げるように海外へ出た私🏃‍♀️💨そんな風に国を出た人が、実はけっこういることにも気づいた。

一時帰国で日本に帰る毎に、どんどん増してゆく日本への恋慕。

日本🇯🇵って本当に素晴らしい。日本で仕事をしていない立場だから言えるのかもしれないけれど。チューリッヒでボビーの奇行に悩み、冬の悪天候そのままの鉛色の心模様で生きていた頃、何度も帰りたいなと思ったけれど、今じゃない今の私じゃダメだそんな気がして、どこでも住めるような自分になったらいつか帰れると希望を持って必死で生きてきた。

 

日本の製品には創意工夫が詰まっている。日本生活でちょっとした工夫に気づくたびに、ああこれは愛だ‥と思って感涙してしまう。笑

昨日は就寝前に布団で本を読み寝たまま紐を引っ張って消灯したのだが、そんなところにも気遣いが感じられる。工夫や改良には見知らぬ方の愛が感じられる。

 

スイス🇨🇭の自然は素晴らしい。私は日本人の夢見るハイジ生活⛰️に最も近い日本人かもしれない。笑 それなのに贅沢だろうか、日常のスイス生活には細かな工夫や改良の意思は正直あまり感じられない。不便さを自分で工夫したり改良したり、そんな暮らしを続けているから、日本に帰ってきたら、あふれんばかりのきめ細やかさに優しさに安堵し癒され、愛すら感じてしまうのだ🥰

 

日本って素晴らしい。

日本人って本当に優しくて賢くて美しい。

すっかり日本に魅了されている、そんな海外生活長くなってしまった変なおばさんの秋の夜長の独り言。聞いてくださってありがとう、優しい日本人のみなさま💕