私は自分の責任は取ります。で、あなたは? 1 | 1500mのスイス、雲が足下に浮かんでいる。

1500mのスイス、雲が足下に浮かんでいる。

エンガディン地方の標高1500mの小さな村で、2人の子供たちと暮らしています。
ADHDという発達障害を持つ私と息子。ASDでキューバ人の元夫も、たまに登場します。そして娘はASDそれともHSP?!2019年、新たな展開が‥笑

忘れない失くさない‥

不注意型の凸凹さんには、ハードルが高い課題です。

 

失くさないように色々と手立てを考えるのも、

それはそれでとても大事なことなのですが、

どんな時に自分の注意がより散漫になるのか

「自分の特質の出方を知ること」と、

「失敗後の気持ちの折り合いの付け方」が、

非常に大切だと思っています。

 

私はこの年になっても、そんな失敗が日常的にありますし、

仕事でも驚くような失態を演じて、驚かれます。

 

失態と聞いてすぐに連想する、

数年前の忘れられない出来事があります。

 

建築事務所で働いていた時のことでした。

私は、ボスが懇意にしていた地元のデザイナーC.Rの要請で、

二日間、エンガディン様式の家の実測に駆り出される事に‥

 

このデザイナーはホテルや住宅の設計や改装も手がけ、

日本の建築雑誌a+uでも紹介されたりと、

地元でもちょっとした有名人でした。

お父さんがエッフェル塔をライトアップした

ライトアップの先駆け的存在とかで、

パリで美大に通ったなど、話す事は過去の自慢話ばかりで、

非常に鼻につくヤな感じのおじさんでした。笑

でも、仕事は仕事。きっちりとやらせて頂こうと思いました。

 

私はその前日に事務所で、実測に必要な電子式計測器や長尺、

画板や筆記用具などの道具類を全て揃え、

大切に家に持ち帰りました。

当日は、彼と物件の最寄り駅で待ち合わせをしていたからです。

 

そして当日。

ちゃんと時間通りに駅に着いて、彼を待っている間に、

とんでもないことに気が付いてしまいました。

 

なんと私、身軽に全くの手ぶらで来ていたのです‥笑

全忘れ‥!!

学生時代、北海道の農大に進学した友人を訪ねた2週間の旅、

手ぶらで来てしまい、パンツに至るまで友人に借りた

あの清々しい北海道の夏の日々を彷彿とさせました。

 

しまった‥!!

迎えに来たC.Rに事情を話し、心からの詫びを入れました。

そして、道具なしではどうしようもないので、

時間のロスを覚悟の上、一旦家に取りに帰る事にしました。

 

なんと、あれだけ念を入れ準備した実測道具一式、

玄関で行儀良く鎮座していました。笑

 

自分の不甲斐なさに‥ガッカリしました。

自分には申し訳ないのだけど、情けなくて情けなくて、

気持ちが重く沈み込みました。

でも、何とか気持ちを立て直し、

二日がかりの実測を、数時間遅れて開始したのです。

 

実測は、私の得意中の得意分野です。

C.Rが一階と地下階を受け持つと言うので、

私は二階と屋根裏階を担当する事になりました。

一日目はまず平面のみの実測です。

二日目に立面と断面を実測する事にしました。

私は、彼は建築の正規教育は受けていないけれど、

何件もの物件を設計しているし、

実測経験もあるのだろうと思って、微塵も疑いませんでした。

 

これが、私の誤算だったのです。

これが、私の失態を大失態へと悪化させることになろうとは、

全く、思いも寄りませんでした。

 

あ〜ムカつく、あのクソジジイ‼️

次の記事まで待てないので、前以て言わせて下さい。笑

 

つづきます