konfirmation 堅信式 | 1500mのスイス、雲が足下に浮かんでいる。

1500mのスイス、雲が足下に浮かんでいる。

エンガディン地方の標高1500mの小さな村で、2人の子供たちと暮らしています。
ADHDという発達障害を持つ私と息子。ASDでキューバ人の元夫も、たまに登場します。そして娘はASDそれともHSP?!2019年、新たな展開が‥笑

毎年この時期は、

生花で美しく飾った教会の扉の前に

子供たちがはにかみながらも胸を張って

正装で並んでいるのを見かける。

そして、親は誇らしげにそんな子供たちを見つめている。

 

ここエンガディン地方では、14歳になると

堅信(konfirmation)というプロテスタントの洗礼があって、

成人するという意味と共に、信仰を固めるという儀式なのだ。

堅信をする子供たちは、数年前から様々に準備をしている。

聖書の教えを勉強したり、

十字架のモチーフを木彫りや銅で制作したり。

 

近所に住む牧師のマリーナから、

ウチの娘にも参加するかどうか打診があった。

即答ではっきり答える娘。

 

「Nein, Danke!!!!」笑DASH!

 

続いて娘の言うには、

 

「全然、興味ないから!」笑

 

一抹の気まずさ汗とともに、大きな安堵感合格を感じる私。

 

「堅信を受けると言う事は、

 地域の一員ともなる大事な儀式なのよ!」

 

と、同僚からも言われ続け、地域の14歳の子供で受けないのは

恐らくウチの娘だけと言う結構な肩身の狭さ。

でも私にしたら、本人の意思も関係なく

生まれて間もなく洗礼を受けさせられて、

伝統や習慣から、当たり前のように堅信を受ける方が怖い。

 

そう、怖さを感じる。

私が一番怖いと思っている人間の集団心理。

皆が当たり前と思っていて、

それをすることを暗黙に期待されている。

雪のように重たくて湿った重圧という期待。

 

私には特定の宗教はない。

子供たちが自分で宗教を選んで持つのは自由だけど、

私は強制しないし、何の期待もしない。

娘が断ったとき、まあ、安堵はしたけれど。笑

 

キューバでは15歳に成人式があるらしい。

お姉ちゃんたちは娘にキューバ式で成人式をさせることを

なにやら目論んでいるらしい。

日本でも成人式も出ずに、ブラブラ旅をしていた私には

全く頭のイタいことである。笑