昨日に続き、製作過程を紹介します。
いよいよケツカキの心臓部分製作です。ここでケツカキの事がわからない方もいると思うので簡単に説明します。ケツカキとは四輪駆動のドリフトラジコンカーでフロントのタイヤの回転数よりもリアのタイヤの回転数を多くする事により実車のリア駆動の車のような動き(長くカウンターが当たる)のマシンです。
作り方は色々ありますが今回はリアのプーリーの枚数を少なくして作りたいと思います。ミツミネのセッティングを参考にするので前後差も同じくらいにしたいと思います。
ミツミネ号の減速比 リアプーリー 27T ÷ センタープーリー 18T = 1.5
今回のtoyo号の減速比 リアプーリー 25T ÷ センタープーリー 16T(キット標準) = 1.5625
2台ともフロント側は標準状態なので
36T ÷ 16T = 2.25 のままです。
使用するプーリーは京商製のGPカー用です。
これにリジットデフを合わせ1.4㎜のドリルで穴を開けます。(※貫通はしてません)
リジットデフの純正プーリー取り付け位置の反対側と加工後のプーリーの六角形の部分を合わせ2㎜のビスで固定します。
これを搭載するのですがプーリーが36Tから25Tに変わったためベルトがかなりたるんでしまいます。本来なら合うサイズのものに変えるべきですが、パーツの変更を最小限に抑えたいためベルトテンショナー等で何とかしたいと思います。
テンショナーはまだ暫定的なものなの作り方は次回UPします。
次にCハブ、ナックル、ユニバーサルシャフトの取り付け入ります。ユニバーサルシャフトのジョイント部分にも固めのグリスを練って組み立てます。
X-GEAR製ハイプロテクトグリス等
リアのアッパーアームの取り行けはなんとなく下の写真の位置で組みました。(バルク側はピロボール(金)+1ミリスペーサー)
フロントCハブは以前、RC-ARTさんでも紹介されていた切れ角アップとキャンバー角を多くつけれるように加工します。
上の写真はCハブの内側部分の角を落とす感じで削りました。(右側が加工後のもの)
下の写真はCハブの出っ張ってる部分を削りキャンバー角をつけてもサスアームに干渉しないようにしたもの(左側)。
ナックルも下の写真のように内側のCハブに当たるところを削ります。これでかなり切れ角が増します。
ついでにナックルがスムーズに動くように調整しながら写真下のようにヤスリで削りました。
ナックルの取り付けですができるだけバンプステアによる癖を無くしたいのでナックルのオフセットしている方を上側にして組み付けます。(標準は下側)
取り付けるピロボールも最も首の長いピロボール(銀)に3㎜のスペーサーを挟んで取り付けました。
標準の組み方だとかなりのバンプインステアになりますがこれでかなり解消されました。(カッコ悪いとミツミネに言われましたが走りにここは影響するので我慢します)
フロントのアッパーアーム取り付け位置はこんな感じです。
今日はかなり頑張ってここまでできました。かなり眠たいです。
あとダンパーとメカ積みだけです。週末に何とか間に合いそうになりました。
次回は完成したものをUPしたいと思います。