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八尾市 河内山本 3年以上治らない ひざ痛・腰痛専門

アークス整骨院 古川智章です。(@arcx_yao)

 


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先日、本店宝塚パーソナルジム辻本による【ハムストリングスの役割とみかた】セミナーを開催いたしました。

地震の影響があるなか、参加していただきありがとうございます。

 

昨日のセミナー内容を簡潔にまとめさせていただきます。

 

 

◆ハムストリングスとは・・・?

 

太ももの後ろにある筋肉で、半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋長頭・短頭で構成されています。ハムストリングスの作用は【股関節伸展+膝関節屈曲】ですが、関節に対する作用の割合を考慮することで、個別に評価することができます。

 

大まかに分けて2種類

股関節の伸展 に強く働く筋肉 

膝関節の屈曲 に強く働く筋肉 

 

*決して股関節伸展作用のみで、膝関節屈曲の作用がないと勘違いしないでください(

割合の話です)

 

 

 

 

 

起始・停止を考察することで作用がみえてきます。

詳しくは長くなるので、記載できませんが、図を見て考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆筋評価のポイント

 

機能不全の筋肉を把握することが、状態改善の大原則です。

評価の間違いを減らすために、複数の評価方法を用いるべきです

 

主な方法は・・

・筋の場所を把握する

・解剖学的姿位での筋の作用を知る

・実際の場面で筋の働きを知る

・本人の感覚を聞く

・筋の硬さ(やわらかさ)を視る触る

・神経支配、走行を知る

・筋の膨隆を視る触る

・腱の硬さを視る触る

・筋の強さを視る触る

 

 

 

 

 

◆ハムストリングスが機能不全に陥る原因

 

よく起きる問題点・・

・腰椎の偏位

・足底の癒着

・膝関節の回旋

・梨状筋での圧迫(神経抑制)・・・etc

 

 

坐骨神経に関しては、過去ブログ【坐骨神経①】をお読みください。

 

 

◆よくある間違い


外側広筋の場所を勘違いされている方が多いです。

輪切りの太ももの図をご覧ください。かなり後ろまで外側広筋が存在しています。

このイメージが無いと「ハムストリングスを触診しているつもりが、外側広筋を触診してしまっている」という間違いがよく起こります。

 


 

 

◇確認方法

*足と床の摩擦を使いますので、裸足か滑りづらい靴を履いてください

①足を軽く下に押し付ける(足が床から離れないよう)

②膝を伸ばすように、足を前に出す(この際、摩擦で足が前に滑らなように考慮する)

 

*右の写真のように足が前に滑っている場合、触知しづらいです。

 

 

 

 

この状態で太ももに外側から、下に手を回すと簡単に外側広筋と大腿二頭筋の境目を触知することができます。

 

 


また外側広筋と大腿二頭筋の癒着や腸脛靭帯と外側広筋の癒着など、数々のトラブルの元になりますので、触り分ける必要性があります。

 


参照画像:プロメテウス解剖学アトラス

Visible body

 

◇まとめ◇

・ハムストリングスは作用割合で鑑別することができる

・評価は複数用いるべき

・原因はひとそれぞれ

・外側広筋は後面まで存在する

・外側広筋と大腿二頭筋の癒着は多い

 

 

~~~編集後記~~~

サッカー日本代表は・・柴崎岳がうますぎる!次回も期待してます!

それより本田の走り方やインタビュー風景を診る限り、身体のコンディションはあまり良くないのかなと思っていますが、それでも結果を出すあたりは流石です!

 

 

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3年以上治らない腰痛・膝痛の専門治療院

坐骨神経痛・ヘルニア・脊柱菅狭窄症・圧迫骨折・慢性腰痛

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 施術内容

(問診・動作分析・状態説明・頭蓋骨調整・骨盤調整・筋膜リリース)